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更新日:2019年3月8日
頼んでも手伝ってくれません。どうしたら手伝ってくれるかしら
子どもと一緒にどんなお手伝いならできるか、考えたり話し合ったりして決めるとよいですね。子どもが興味をもち、無理なく続けられるものをみつけましょう。
例えば
・食事の手伝い(食事の配膳、一緒にお料理をする)
・洗濯物をたたむ(家族ごとに仕分けをする)
・部屋の片付け(本や遊具を片付ける・拭き掃除) など
お手伝いの後は「ありがとう」「おつかれさま」と感謝やねぎらいの言葉をかけていきましょう。子どもは「お手伝いをすると気分がいいな~」と感じ、人に感謝され家族の一員として頼られることでより一層はりきってお手伝いをするようになります。「役に立って嬉しい!もっとお手伝いしたい!」という気持ちを引き出す「ありがとう」は魔法の言葉ですね。
もし決めたお手伝いを忘れてしまった時は、気付かせ、無理強いせずに一緒にやってみるなどフォローをしていきましょう。家族の中で大切な役割を担っていることを子どもに伝え、お手伝いを忘れると家族がどのように困るかを教えることも大切です。それと同時にお手伝いが子どもの負担になっていないか、また大人の都合で頼んではいないかについて注意しましょう。
一口メモ
子どもに育みたい『自己有用感』
子どもが決められた役割をしっかり果たせた時は「ありがとう、本当に助かったわ」と認め、感謝し褒めましょう。家族の一員として大切な役割をもち、役割を果たすと感謝されることを通して「自分は人の役に立てる」という気持ちが育っていきます(自己有用感)。「人に感謝されることができる」「人に必要とされている」「人の役に立っている」という思いを大切に育んでいきましょう。
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