災害発生時に慌てないために、以下の順番に沿って対策を事前に確認しておきましょう。各項目には、「墨田区水害ハザードマップ」上の掲載ページを記載しています。併せてご確認ください。
[問合せ]防災課防災係 電話:03-5608-6206
「墨田区水害ハザードマップ」は浸水の範囲や深さ、継続時間等の情報を掲載しています。
水害の種類(洪水、高潮、雨水出水)に応じて、自宅周辺の浸水情報等を必ずご確認ください。
お手元にマップがない場合は…
防災課(区役所5階)、各出張所で配布しているほか、区HP(冊子版、ウェブ版)でも閲覧できます。
冊子版
水害ハザードマップ
ウェブ版
水害ハザードマップ
- 浸水はどれくらい継続するか?
- 自宅が浸水するおそれがあるか?
- どの程度の深さまで浸水するか?(それが自宅の何階相当なのかも確認!)
風水害発生時の避難行動を確認!
江東5区外の浸水しない地域の親戚・友人宅、ホテル、勤務先等へ避難
自宅が安全で食料等の備えが十分にある場合、自宅内の高いところにとどまる
区内の浸水しない地域へ避難
区が開設する水害時避難場所へ避難
無線内容は、防災行政無線電話応答サービス 電話:03-5608-6274(無線放送終了後2時間以内)や、区HP等で確認できます。
区HP
区危機管理X(旧ツイッター)
このほかの手段も事前に確認!
下記のタイムライン(防災行動計画)に沿って自分自身の行動計画“マイ・タイムライン”[28ページから31ページまで]を作ってみましょう。本紙で要点整理を行いながら、この機会に家族等と話し合ってみましょう。
自宅の浸水リスクや災害時の行動について、定期的に家族と確認しています。大規模風水害が起きたときは、浸水エリア外の親戚の家に避難することにしています。
子どもがいるため、いざというときは慌てずに、素早く行動できるようにしておきたいので、マップを参考に事前対策をしています。
備考1:台風の状況により、以下のタイムライン(防災行動計画)と実際の流れは異なる場合があります。
台風接近3日前
江東5区が共同で対応を検討
検討の開始を区HP等でお知らせ
- すぐに避難できるよう、広域避難の準備を開始
1面の回答はココ!
→広域避難は江東5区外の浸水しない地域へ避難することです。
事前に、縁故避難(上記参照)ができるか確認!
私の計画例…「自主的広域避難情報」の発表に備えて、もしものときは、江東5区外の浸水しないエリア(無理な場合は 区外 ・ 自宅 )の○○に避難する
(例)〇〇県の親戚の家、〇〇区の祖母宅 等
台風接近3日から1日前まで
自主的広域避難情報が発表されたら…
- できるだけ早く江東5区外の安全な場所へ避難
「自主的広域避難情報」が発表されなかった場合はこちらへ
私の計画例…避難手段は、徒歩、公共交通機関、車または○○
一緒に行動する(連れていく)人は、○○
台風接近1日前
広域避難指示(公共交通機関の計画運休前に発令予定)が発令されたら…
- 直ちに江東5区外の安全な場所へ避難
*車での避難は、原則、要配慮者とその付添いの方のみ
私の計画例…もしも公共交通機関が使えなかった場合は、○○へ○○で移動する
(例)自宅から徒歩圏内で浸水エリア外の〇〇〇に、歩いて避難する 等
台風接近直前 ここまでに広域避難
台風最接近
域内垂直避難(緊急)
- 広域避難ができなかった場合は、直ちに浸水想定以上の場所(浸水想定より高い最寄りの建物・自宅の居室)に避難
私の計画例…広域避難が困難な際は、自宅または○○の○○へ避難する
(例)自宅の2階の寝室、向かいの〇〇ビルの高層階 等
台風接近
台風や大雨の前に限らず、日頃から備えておきましょう。
- 水害ハザードマップで自宅の浸水時の水位を再確認[12ページから17ページまで]
- 情報の入手方法を再確認[24ページから25ページまで]
- 避難する際の持ち物や自宅の備蓄を確認
日常からできる備蓄は区HPを参照 - 土のうを準備
土のうステーションの設置場所は区HPを参照 - 家の周りを点検
飛ばされやすいものは屋内に入れるか、しっかり固定 - 最寄りの避難所を確認
日常備蓄
土のうステーション
私の計画例…上記のほかに、事前準備が必要なことを整理しておきましょう。
(例)近所に住む祖父母に連絡を入れておく、食料備蓄品の〇〇を買い足しておく 等
防災用品等のあっせんをしています
区では、災害発生後の生活に備えた保存用食料・飲料水等の防災用品をあっせんしています。詳細は区HPをご覧ください。
防災用品・消火品のあっせん
台風接近1日から半日前まで
高齢者等避難(警戒レベル3)が発令されたら…
- 避難に時間を要する方(高齢者や障害のある方など)は早めに避難
- 上記以外の方は非常持ち出し品の準備を本格的に開始
私の計画例…(誰が)○○は、(浸水する可能性が低い場所)○○に避難する
台風接近半日から台風最接近まで
避難指示(警戒レベル4)が発令されたら…
- 全ての方は、直ちに浸水想定以上の場所(浸水想定より高い最寄りの建物・自宅の居室、移動が可能であれば避難所)に避難
緊急安全確保(警戒レベル5)>の発令を待ってはいけません!
私の計画例…自宅または○○付近の○○に避難する
*事前に水害時避難所一覧[23ページ]を確認しておきましょう
河川の上流で降った雨が時間差で下流に流れ、氾濫を引き起こす可能性があるため、雨がやんだ後や台風の通過後も、河川が氾濫する危険があります!
令和元年東日本台風(台風第19号)のときは…
台風が最接近したのは当日の夜9時でしたが、荒川が最高水位に達したのは翌日の朝10時でした。
大規模な風水害等が発生した際は、区や消防、警察などの行政・防災関係機関による救助・支援活動に時間がかかる可能性があります。そのため、自分の避難に影響が出ない範囲で、地域ぐるみで助け合う「共助」の考え方がとても大切です。
災害発生時も、周囲と協力し合う事で、誰もが安心して避難ができます。普段から、近隣の方々との“つながり”を意識し、災害に強い地域づくりをめざしましょう。