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すみだ区報(墨田区のお知らせ「すみだ」) 2025年7月11日号

 「マイ・タイムライン」は、いつ・どんな行動をするかを決めた“自分仕様の防災行動計画”です。大規模風水害が発生したときに慌てないために、以下の手順に沿って対策を事前に確認して、自分や家族の行動をあらかじめ決めておきましょう。
 各項目には、「墨田区水害ハザードマップ」における掲載ページを記載していますので、墨田区のお知らせ「すみだ」と併せてご確認ください。
[問合せ]防災課防災係 電話:03-5608-6206

 「墨田区水害ハザードマップ」は、浸水の範囲や深さ、継続時間等の情報を掲載しています。
 水害の種類(洪水、高潮、雨水出水)に応じて、自宅周辺の浸水情報等の確認などに、ぜひご活用ください。



防災課(区役所5階)、各出張所で配布しているほか、区HPでも閲覧できます。

ポイント

  • 浸水はどれくらい継続するか?
  • 自宅が浸水するおそれがあるか?
  • どの程度の深さまで浸水するか?(それが自宅の何階相当なのかも確認!)

風水害発生時の避難行動を確認!

縁故避難
江東5区外の浸水しない地域の親戚・友人宅、ホテル、勤務先などへ!

在宅避難
自宅が安全で、食料等の備えが十分にある場合は、自宅内の高い所にとどまる!

区内縁故避難
区内の浸水しない地域の親戚・友人宅、勤務先などへ!

水害時避難場所
区が開設する水害時避難場所へ!

防災行政無線

 無線の内容が聞き取れなかった場合には、防災行政無線電話応答サービス 電話:03-5608-6274(放送終了後2時間以内)や、すみだ安全・安心メール等でも確認できます。

区HP・公式SNS(区危機管理XLINE

 随時、最新情報を発信します。上記防災行政無線の内容も発信します。

このほかの手段も事前に確認しておくと、もっと安心!

 タイムライン(防災行動計画)に沿って、自分自身の行動計画“マイ・タイムライン”を作ってみましょう。この機会に、本紙で要点を整理しながら、家族などと話し合っておきましょう。

備考1:状況により、以下のタイムライン(防災行動計画)と実際の流れは異なる場合があります。

台風接近3日前

江東5区が共同で対応を検討
検討の開始を区HP等でお知らせ

  • すぐに避難できるよう、広域避難の準備を開始
    広域避難…江東5区外の浸水しない地域へ避難すること
  • 縁故避難(上記手順2参照)ができるか事前に確認しておく!

私の計画例…「自主的広域避難情報」の発表に備えて、事前に準備しておきましょう。
もしものときは、江東5区外の浸水しないエリア(難しい場合は 区外 ・ 自宅 )の○○に避難する
(例)〇×県の親戚の家、〇×区の祖母の家 等

「自主的広域避難情報」が発表されなければこちら

台風接近3日から1日前まで

自主的広域避難情報が発表されたら…

  • できるだけ早く、江東5区外の安全な場所に避難

避難手段 徒歩 公共交通機関 車 車での移動は渋滞に注意!

私の計画例…避難手段は、徒歩、公共交通機関、車または○○
一緒に行動する(連れていく)人は、○○

台風接近1日前

広域避難指示(公共交通機関の計画運休前に発令予定)が発令されたら…

  • 直ちに江東5区外の安全な場所に避難

避難手段 徒歩 公共交通機関 公共交通機関での避難は、計画運休に注意! *車での避難は原則、要配慮者とその付添いの方のみ

私の計画例…公共交通機関が使えない場合は、○○へ○○で移動する
(例)自宅から歩いて浸水エリア外の〇×に避難する 等

台風接近直前 ここまでに広域避難!

台風最接近

域内垂直避難(緊急)

  • 広域避難ができなかった場合は、直ちに浸水想定より高い場所(最寄りの建物、自宅の居室)に避難

私の計画例…広域避難が困難な場合は、自宅または○○の○○に避難する
(例)自宅の2階の寝室、自宅の向かいにある〇×ビルの上層階 等

台風通過後

台風が通過した後も、しばらくの間は危険が続く可能性があります!まだ安心しないで!

台風接近

台風や大雨の前に限らず、日頃から備えておきましょう。

  • 水害ハザードマップで、浸水時の水位を再確認 [ハザードマップ12ページから17ページまで]
  • 情報の入手方法を再確認[ハザードマップ24ページから25ページまで]
  • 避難する際の持ち物や自宅の備蓄を確認
    日常からできる備蓄は区HPを参照
  • 土のうを準備
    土のうステーションの設置場所は区HPを参照
  • 家の周りを点検
    飛ばされやすいものは屋内に入れるか、しっかり固定
  • 最寄りの避難所を確認
    [ハザードマップ23ページ]水害時避難所一覧で所在地を事前に確認

私の計画例…上記のほかに、事前準備が必要なことを整理しておきましょう。
(例)近所に住む祖父母に連絡を入れておく、食料備蓄品のレトルト食品を買い足しておく 等

台風接近1日から半日前まで

高齢者等避難(警戒レベル3)が発令されたら…

  • 避難に時間が掛かる方(高齢者や障害のある方など)は、早めに避難
  • それ以外の方は、非常持ち出し品の準備を本格開始

私の計画例…(誰が)○○は、(浸水する可能性が低い場所)○○に避難する
(例)祖父母は○×小学校に避難する、車を安全な場所に移動させる 等

台風接近半日から数時間前まで

避難指示(警戒レベル4)が発令されたら…

  • 全員、直ちに浸水想定より高い場所(最寄りの建物、自宅の居室、移動が可能なら避難所)に避難

緊急安全確保(警戒レベル5)の発令を待ってはいけません!

私の計画例…自宅または○○付近の○○に避難する
(例)最寄りの避難所の○×小学校、自宅の向かいにある○×ビルの上層階 等

台風通過後

台風が通過した後も、しばらくの間は危険が続く可能性があります!まだ安心しないで!

河川の上流で降った雨は、時間差で下流に流れてきます。つまり…

雨がやんだ後や台風の通過後も、河川は氾濫する危険があります!

令和元年東日本台風(台風19号)では…
台風が最接近したのは当日夜9時でしたが、荒川が最高水位に達したのは、翌朝10時でした。

 大規模な風水害等が発生した際には、区や消防、警察などによる救助・支援活動に時間が掛かる可能性があります。そのため、自分や家族の状況を踏まえて、避難先や避難のタイミングを考えることが重要です。
 特に、高齢者や障害のある方、乳幼児がいる家庭など、配慮が必要な方(要配慮者)は、「どこに、いつ、誰と避難するか」を事前に確認しておきましょう。身近な支援者や近所の方に相談することも安心につながります。
 災害時には、地域のつながりによる“共助”が大きな力になります。普段から近所の方とのコミュニケーションを大切にし、お互いに助け合える関係を築いて、災害に強い地域づくりをめざしましょう。

 災害発生後の生活に備えた保存用食料・飲料水等の防災用品をあっせんしています。自宅の備蓄品の補充にご活用ください。詳細は区HPをご覧ください。

このページは広報広聴担当が担当しています。