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企画展「かるた百人一首から郷土かるたまで」

ページID:638074035

更新日:2018年8月2日

開催期間:平成16年9月18日(土曜日)から11月14日(日曜日)まで
前期:9月18日(土曜日)から10月24日(日曜日)まで
後期:10月29日(金曜日)から11月14日(日曜日)まで
 今から450年ほど前、日本にポルトガルから伝わった「かるた」。それから間もなく、かるたは日本人の手で作られるようになりました。
 「かるた」は日本人にとって、とても馴染みの深い遊びですが、近年では核家族化やテレビゲームの人気に押されて、みんなで札を囲んで遊ぶことも少なくなったようです。家族や友達と一緒に手軽に楽しむことができるかるたは、心の豊かさを育むとともに、教養を深める格好の材料といえるでしょう。
 今回の展示では、伝統的な遊びであるかるたの良さを再認識しつつ、一昨年に製作された「すみだ郷土かるた」を通して、ふるさとすみだにより親しんでもらうようご紹介しました。

主な展示資料

「当世風俗づくし 歌留多会」応需春汀画
すみだ郷土文化資料館藏
・天正かるた:写真展示、滴翠美術館藏
・黒塗桐鳳凰文様金銀蒔絵貝合道具:江戸東京博物館藏
・大名かるた:江戸東京博物館藏
・すみだ郷土かるた・郷土かるた原画:すみだ郷土文化資料館藏
このほか、錦絵や写真・各地の郷土かるたなど約90点を展示しました。

すみだ郷土かるた

 「すみだ郷土かるた」は、墨田区民の郷土に対する愛着をより一層深めてもらおうと、すみだ郷土文化資料館で活動するボランティアが中心となり、墨田区教育委員会と共同で作成しました。
 作成にあたっては、将来を担う子どもたちを中心に句を募集し、すみだの特色、自慢や誇りになるものなどを五・七・五の句に表現してもらいました。その結果、平成14年5月から6月の募集期間に、小学1年生から80歳代の方まで2,302名から4,578句が寄せられました。その一つひとつについて、区民ボランティアで構成した「すみだ郷土かるたづくり実行委員会」が、詠まれている内容や地域などを考慮しつつ厳正な選考を行い、46句を選定しました。その後、句の作者自身に、句のイメージを絵に描いてもらい、その原画をもとに絵札を作成しました。
 句の題材は、身近な地域の行事や祭り、また墨田区を象徴する隅田川、相撲、花火、花見など実に多種多様で、特に作品の多くを占める小学生の句は、なかには思わず微笑んでしまうものや感心させられるものもあり、子どもならではの視点でとらえた感性豊かなものが多くみられます。

すみだ郷土かるたを販売しています。

みなさんも楽しみながら、すみだの歴史や文化を学ぶことができる、すみだ郷土かるたで遊びませんか?
すみだ郷土かるたは、すみだ郷土文化資料館と区民情報コーナー(墨田区役所1階)で販売しています。
1セット(絵札・読み札とも46枚):1000円
遠方の方は、郵送での販売をいたします。
くわしくは、すみだ郷土文化資料館(電話03-5619-7034)までお問い合わせください。

お問い合わせ

このページはすみだ郷土文化資料館が担当しています。