ページID:737366745
更新日:2024年11月12日
令和6年11月12日(火)に墨田区と学校法人立志舎 専門学校日本動物21は、災害時にペットと飼い主が安心して避難生活ができるよう、同伴避難場所の確保を目的とした「災害時における愛玩動物及び飼い主の支援活動に関する協定」を締結しました。
1.災害時における課題
一般的に、災害時の避難所において、ペットと飼い主が同じ場所で生活を送る「同伴避難」(※1)は、衛生面やアレルギー等の課題から実施が難しいとされています。そのため、指定避難所へ避難した後は、ペットと飼い主が別々の場所で生活する「同行避難」(※2)までの対策となっています。
(※1)同伴避難:避難所において、ペットと飼い主が同一の場所で生活を送る。
(※2)同行避難:飼い主がペットと共に避難所へ避難する。(避難後は別々の場所で生活を送ることが一般的)
2.専門学校との連携による解決策
本協定締結により、同校がもつ実習室やフリースペースなどを活用し、指定避難所の状況や避難者の受入状況に応じて、配慮が必要と認められるペットと飼い主が一緒に避難(同伴避難)できる場所を提供していただきます。
また、協定内容には、大規模災害時に同校から区の指定避難所及び避難先へ、ペットの飼育管理に必要となるケージやペットフード、獣医療器具などの物資の提供も盛り込まれています。
【協定締結式の様子】
(山本 亨 区長、学校法人立志舎 塚原 一功 理事長と学生たち)
【実習室での授業の様子】
(実際に同伴避難場所として活用が想定される実習室)
お問い合わせ
このページは防災課が担当しています。