このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. 健康・福祉
  4. 健康
  5. 健康情報・計画
  6. 熱中症に気をつけましょう
本文ここから

熱中症に気をつけましょう

ページID:496585441

更新日:2025年6月2日

 熱中症は気温が高い、湿度が高い、風が弱い、地面からの照り返し熱が強いなどの環境条件で、体内の水分や塩分のバランスが崩れたり、体温調節がうまくいかなくなったりすることで起こります。
 特に梅雨明けは、注意が必要です。
 熱中症の症状は、軽度から重度まで様々です。
重症化すると、脳や内臓機能などにも影響を受け、命の危機にかかわる可能性もあります。回復にも時間を要します。
 症状が出ないよう、日ごろから意識して、身近な方と声をかけあい、積極的に熱中症予防行動をとりましょう。
室温を確認し、適切にエアコンを使うことも大切です。
水をペットボトルに入れて凍らせておくと、もしものときに  飲料にも冷却にも使えて便利です。
災害時を想定し、風呂場に水をためておくと、体を冷やすためにも活用できます。
また、飲料水の確保もしておきましょう。
積極的に「予防行動」をとり、今年の夏を乗り切りましょう。
 

熱中症の予防ポイント(衣・食・住・その他)

(衣)涼しい服装をしよう。日傘などを積極的に活用して日差しや暑さをさけましょう。

  • 汗が乾きやすい素材でできた服や、襟元の空いた服、ゆったりとした衣服をきる
  • 日傘や帽子、日焼け止めクリームを活用し日差のダメージを防ぐ(帽子は時々外し、汗を蒸発させる)
  • 冷たいタオルや布などで覆った保冷剤、氷を入れた袋を使って体を冷やす
  • 暑い日や時間をさけて外出をする
  • 外出時は、日陰を選んで歩いたり、涼しい場所に避難したりする(出かける前に涼しい休憩場所を調べておく)

(食)こまめな水分補給、栄養バランスの良い食事をとりましょう。

  • のどが渇く前に、こまめな水分補給をする(食事を除く飲料として1日あたり1.2リットルを目安)
  • 入浴の前後や就寝前に水分をとる
  • 汗を多くかいたときは塩分も一緒にとる
  • 朝食をしっかりとる
  • 栄養バランスの良い食事をする
  • 二日酔いに注意する
  • アルコール飲料は水分補給になりません(尿の量を増やし体の水分を失ってしまいます)
  • 一緒にいる人が熱中症になっていないか確認して声をかけあい、水分を適宜とるようすすめる

体調を管理する

(住)室温の管理をしましょう

  • エアコンや扇風機を上手に使う(時々、二方向を開けて換気をおこなう)
  • 窓を開けて風通しをよくする。
  • すだれやカーテンで日差しをさえぎる
  • 室内でも熱中症になります。適宜、冷たいタオルや布で覆った保冷剤、氷を入れた袋などで首筋や手や手首などを冷やして熱を逃がすなど、工夫しながら熱中症予防を!

室温の管理をする

早期にエアコンの試運転をおこない、エアコンの設置・修理を早めにしましょう。

その他の熱中症対策

  • 暑くなる前から汗をかく運動を行い、汗腺を鍛え、暑さに慣れましょう
  • 睡眠や休養を十分とりましょう
  • こまめに休憩をとりましょう
  • 無理をしない、させないように気を配りましょう

乳幼児や障害のある方、高齢者は特に熱中症にならないように注意しましょう!

 乳幼児や障害のある方は、体温調節機能が十分ではないです。
 暑さを感じても、水を飲むことや服を脱ぐことを自ら判断することが難しかったりするため、周りの方の配慮が必要です。ぐったりしていないか、顔色や、汗のかき方などをよく観察しましょう。
適宜、涼しい環境で十分な休息をとり、水分補給や衣服の調節など暑さ対策をしましょう。
 高齢者は喉の渇きや暑さを感じにくく、体内の水分量が不足しがちです。
 また、暑さに対する体温調節機能が低下しやすいため、注意が必要です。
 のどがかわいていなくても水分補給をしましょう。部屋の温度をこまめに測り気にかけましょう。
 持病のある方、肥満の方、暑さに慣れていないと思われる方も、熱中症予防を常に意識して生活を送りましょう。

熱中症予防ドリンクの作り方

熱中症予防ドリンクは、簡単に作ることができます。
塩分、糖分などがバランスよく含まれ、水やお茶よりも体への吸収が早いです。
清潔な容器で作りましょう。冷やして、その日のうちに飲みましょう。
脱水症など、熱中症の症状がある場合には、市販の経口補水液を使用してください。

水
ミネラルウォーター(一リットル)
砂糖
砂糖(二十から四十グラム)
塩
塩(一から二グラム)
レモン
レモン汁(六十グラム(大さじ四))をすべて混ぜる

こんな症状があったら熱中症を疑いましょう 〈無理をせず、早めの受診を〉

熱中症の症状とは
(軽度の症状)めまいや立ちくらみ、汗が止まらない、筋肉痛
(中度の症状)頭痛や吐き気、倦怠感、嘔吐や判断力の低下
(重度の症状)意識がない、けいれん発作や意識障害、高い体温、呼びかけに対し返事がおかしい、まっすぐに歩けない

熱中症になったときの処置は

  • とにかく涼しい場所(日陰や冷房の効いているところ)へ避難する
  • 直ちに、身体を冷やす、衣服を緩め、薄着にさせる
  • 冷たいタオルや氷のうなどがあれば、それを首筋、わきの下、太ももの付け根に当てると効果的
  • 水分・塩分を補給する(熱中症による脱水症の症状改善には経口補水液が効果的です)
  • 水が飲めない、嘔吐するなど、回復しなければ、直ちに救急車を要請する
  • 意識がない、反応がおかしいときも、直ちに救急車を要請する

熱中症の疑いで、医療機関に受診するときにご活用ください。あらかじめ医療機関が知りたい情報をまとめておくと状態がより明確になり、受診がスムーズです。(熱中症 環境保健マニュアル2022(環境省)28ページより出典)

環境省・気象庁による「熱中症警戒アラート」をご活用ください。

 環境省・気象庁による「熱中症警戒アラート」は、熱中症の危険性が極めて高い気象状況が予測される際に、注意を呼びかける警報です。発表された場合には、外出はなるべく避け、エアコン等を使用して涼しい環境にして過ごしてください。積極的に熱中症の予防行動をとりましょう。令和六年度から気温が著しく高くなることにより重大な健康被害が生じるおそれがある場合に「熱中症特別警戒アラート」が発表されます。
区では暑さをしのぐため、冷房の入った施設をクールスポットとして開放しています。ぜひご利用ください。
 熱中症警戒アラート(特別警戒アラート)が発表された場合は、基本的に特別の場合以外は、運動は行わないようにしてください。
 特別の場合とは、医師、看護師、熱中症の対応について知識があり一次救命処置が実施できる者のいずれかを常駐させ、救護所の設置、及び救急搬送体制の対策を講じた場合、涼しい屋内で運動する場合等のことです。

暑さをしのぐため、冷房の入った施設をクールスポットとして開放しています。ぜひご利用ください。

すみだ安心安全メール熱中症警戒アラートのお知らせを受け取ることができます。ぜひ、ご登録ください。
(登録時に、配信情報の選択の場面で「その他事故情報」を選択してください)

熱中症特別警戒アラート(熱中症警戒情報)の概要

涼み処(すずみどころ)

区では、涼しいところで一休みできる、猛暑避難所「涼み処(すずみどころ)」を開設しています。(6月1日から9月30まで)
高齢者の方など、買い物等で外出をする際にご利用ください。

すみだひと涼みスポット薬局

「すみだひと涼みスポット薬局」を区内の約三十か所の薬局に開設します。(6月1日から9月30日まで)「すみだひと涼みスポット薬局」と書かれた、のぼり旗が目印です。猛暑の際の外出時に、気軽にちょこっと休憩してみませんか。お薬の処方箋などを提出する必要はありません。

すみだひと涼みスポット薬局 のぼり旗(見本)

すみだひと涼みスポット薬局

熱中症対策プロジェクト
熱中症対策プロジェクト(墨田区薬剤師会)

犬や猫の熱中症を予防しよう

 犬は暑さに弱く、熱中症のリスクがあります。散歩は早朝か夜に、短時間に無理をしないようにしましょう。短時間でも車内に残さないようにしましょう。
 室内飼いの猫でも、熱中症のリスクがあります。室内環境のチェックといつでも水が飲めるようにするなどの対策が必要です。室内を涼しくしましょう。

ひと涼みしよう。熱中症予防声かけプロジェクト

熱中症予防声がけプロジェクト

5つの声かけ

一、温度に気をくばろう、二、飲み物を持ち歩こう、三、休息をとろう、四、栄養をとろう、五、声をかけ合おう

熱中症に関する関連情報

東京都環境局気候変動対策部環境都市づくり課により開設されました。各種情報をご覧ください。

PDF形式のファイルを開くには、Adobe Acrobat Readerが必要です。
お持ちでない方は、Adobe社から無償でダウンロードできます。
Get Adobe Acrobat Reader(新規ウインドウで開きます。)Adobe Acrobat Readerのダウンロードへ