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更新日:2023年7月13日
風しんとは
風しんは風しんウィルスによる感染症です。
風しんウイルスの感染経路は、「飛沫感染」でヒトからヒトへ感染が広がります。
感染後2~3週間(平均16日~18日)たってから、発熱、発疹、リンパ節の腫脹が出現します。発熱は患者全体の半分にみられる程度ですが、大人では、高熱や発疹が長く続いたり、関節痛を認めたり、子どもより重症化することがあります。また、脳炎や血小板減少性紫斑病を合併するなど、入院が必要となることもあり、決して軽視できない病気です。
また、風しんに対する免疫を持たず妊娠中(特に妊娠初期)に感染した場合、胎児が風しんウイルスに感染し、白内障、先天性心疾患、難聴などを持った赤ちゃん(先天性風しん症候群)が生まれることがあります。
風しんの予防接種を受けましょう
有効な予防は、風疹ワクチン接種です。
定期予防接種として、麻しん・風しん混合ワクチン(MRワクチン)を接種します。標準的な接種期間は、以下の通りです。まだ、予防接種を受けられていない方は早めに受けてください。
1期:1歳以上2歳未満
2期:5歳から7歳未満で小学校就学前1年間
※定期接種期間を過ぎた場合でも、18歳以下の方については接種費用の公費負担を行っていますので、ご希望の方は担当にお問い合わせください。
大人の抗体検査と予防接種の費用助成について
区では先天性風しん症候群(CRS)(外部サイト)の予防のため、妊娠を予定または希望している女性とその同居者(妊婦の同居者)を対象に、風しんの抗体検査と予防接種(風しん抗体価が低い場合のみ)の費用助成を行っています。
大人の風しん抗体検査と任意予防接種費用の助成(墨田区事業)を行っています(令和5年度)
※ 風しんの抗体検査の結果で抗体価が低く予防接種が必要と判断された方は、接種の際の注意事項をご確認のうえ、早めに接種してください。
※ 麻しん(はしか)の抗体検査や、以下の助成対象者・助成内容に該当しない風しん抗体検査及び予防接種に対する費用助成は行っていませんので、ご注意ください。
予防接種が推奨される風しん抗体価について(厚生労働省資料)(PDF:69KB)
抵抗体価の考え方につきましては、こちらをご覧ください。
関連情報
風しんのまん延防止のための対策についての情報
都内の風しんの流行状況など風しんについての情報
公益社団法人日本産婦人科医会「風疹と母子感染2012年版」 (外部サイト)
妊娠と風しんについての情報
ストップ風疹~赤ちゃんを守れ~(NHK NEWS WEB) (外部サイト)
風しんについての情報
母子感染について~妊娠中・これから妊娠を考えている方へ~(外部サイト)
母子感染についての情報
日本で再び風疹が流行しないようにするための情報発信、流行によって影響を受ける女性、こども、家族のサポートをするために集まった妊娠中に風疹に罹って出産した母親と先天性風疹症候群の当事者グループです。
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お問い合わせ
このページは保健予防課 ※令和6年11月5日にすみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)へ移転しましたが担当しています。