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更新日:2023年12月22日
エムポックス(サル痘)とは
※2023年5月26日付け「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律等の一部を改正する法律の施行に伴う関係政令の整備等に関する政令」によりサル痘の名称がエムポックスに変更になりました。
- エムポックス(サル痘)は、エムポックスウイルスによる感染症で、これまで中央アフリカから西アフリカにかけて流行していました。2022年5月以降、欧州や米国等で市中感染の拡大が確認されており、WHOは「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を7月23日に宣言しています(2023年5月11日緊急事態宣言終了を発表)。日本では感染症法上の四類感染症に指定されています。
- エムポックス(サル痘)の潜伏期間は6~13日(最大5~21日)とされており、潜伏期間の後、発熱、頭痛、リンパ節腫脹、筋肉痛などの症状が0~5日続き、発熱1~3日後に発疹が出現、発症から2~4週間で治癒するとされています。
- 海外のエムポックス(サル痘)の流行地では、げっ歯類やサル・ウサギなどの動物との接触や、感染が疑われる人の飛沫・体液等を避ける、手指衛生を行うなど、感染予防対策を心がけ、感染が疑われる場合には、直ちに医師の診察を受けてください。
エムポックス(サル痘)はどのような病気ですか?
- エムポックス(サル痘)はウイルスによって感染する病気です。
- 一般的には発熱や発疹(ほっしん)、リンパ節の腫れ等の症状がみられますが、多くの場合、数週間で自然に治ります。
どのような症状に注意すればよいですか?
- 体の部位に関係無く、発疹や水ぶくれなどがないかどうか注意してください。
- その他、発熱、頭痛などの症状が見られる場合があります。
- 水ぼうそうなどの他の発疹を生じる病気との区別が難しいことがあります。
エムポックス(サル痘)はどのように感染するのですか?
- 主に感染した人や動物の皮膚の病変・体液、血液に触れた場合(性的接触を含む。)、患者と近くで対面し、長時間の飛まつにさらされた場合、患者が使用した寝具等に触れた場合等により感染します。
エムポックス(サル痘)を疑う症状があった場合はどうすればよいですか?
- エムポックス(サル痘)を疑う症状が見られた場合、最寄りの医療機関に相談してください。
- 受診の際は、自家用車など他人との接触をなるべく避けられる交通手段を用いるか、やむを得ず公共交通機関を利用する場合は、マスクの着用や発疹部位をガーゼなどでおおう等の対策をしてください。また、比較的空いている時間帯やスペースを選ぶなど、他人との接触を避けるよう行動しましょう。
リーフレット
都内でエムポックス(サル痘)の発生が増えています。(PDF:322KB)
関連情報
エムポックス患者とエムポックス疑い例への感染予防策(国立感染症研究所)(外部サイト)
エムポックス(サル痘)の世界的流行について(東京都健康安全研究センター)(外部サイト)
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このページは保健予防課 ※令和6年11月5日にすみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)へ移転しましたが担当しています。