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用語説明(ダイオキシン類)

ページID:265079730

更新日:2020年4月7日

単位の説明

・TEQ
ダイオキシン類の毒性を2、3、7、8-四塩化ダイオキシンに等価換算した量
・m3N
ノルマル立方メートルを示し、標準状態(0℃、1気圧)における気体1立方メートル。
・ng (ナノグラム)
10億分の1グラム
・pg(ピコグラム)
1兆分の1グラム。東京ドームに相当する入れ物に水を満たして角砂糖1個(1g)を溶かした場合を相当すると、その水1ccに含まれている砂糖が1pg(ピコグラム)です。

ダイオキシン類とは

性質


ダイオキシン類とは、1.PCDD(ポリ塩化ジベンゾ-パラージオキシン)、2.PDCF(ポリ塩化ジベンゾフラン)、3.コプラナーPCB(ポリ塩化ビフェニル)の総称です。
また、ダイオキシン類は通常無色の固体で、水に溶けにくく、蒸発しにくいという性質を持っており、炭素・水素・塩素が熱せられるような過程で、自然にできてしまう副生成物のことを言います。

発生原因

ダイオキシン類は、ビニールなど塩素を含んだプラスチックを燃やすと発生する可能性が高いと言われています。現在の主な発生源は、家庭用のごみや産業廃棄物の焼却ですが、その他に、製鋼用電気炉、たばこの煙、自動車排出ガスなどの発生源があります。また、かつて使用されていたPCBや一部の農薬に不純物として含まれていたものが環境中に蓄積している可能性があるとの研究報告もあります。

人体への影響

動物実験の結果から強い急性毒性を持つことが明らかにされているほか、人に対してがんや奇形を引き起こす可能性があると言われています。

お問い合わせ

このページは環境保全課が担当しています。

ダイオキシン類

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