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更新日:2024年1月30日
中学生の提案が実現しました
令和2年度の中学生区議会において、区内中学生から「中学生ボランティアの発足」に関する提案がありました。そのなかで、中学生が福祉に関心をもつきっかけが必要だとして、「区の職員に高齢者福祉の現状について学校で出前授業を行ってほしい」という訴えがありました。
区では同提案をきっかけに検討を重ね、令和3年3月16日、本所中学校の6時間目の授業として、2年生全員を対象とした「高齢者福祉についてのオンライン授業」が行われました。
授業は、コロナ禍に配慮し、タブレット端末を用いたオンライン形式で行われ、高齢者福祉課の職員が、墨田区の高齢者福祉の現状について、区の事業紹介などを交えながら説明しました。その後、実際の福祉現場からの報告として、「高齢者虐待の現状」や「成年後見制度の区長申立」などについても説明しました。
授業を受けた中学生からは「実際に高齢者の方が抱えている老老介護や虐待などの問題や悩みを 具体的に聞くことができて、今後の課題が分かりました。」などの感想がありました。福祉現場の職員による具体的な事例を交えた説明は、中学生たちにとって初めて聞くことも多く、貴重なものとなりました。
オンライン授業の様子1
オンライン授業の様子2
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