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更新日:2025年9月24日
区では10年後のめざすべきまちの姿を描く、新たな「墨田区基本構想」の策定を進めてきました。
この度、令和7年度墨田区議会定例会9月議会において、新たな「墨田区基本構想」が議決されました。
この基本構想を墨田区に関わるすべての人々と共有し、ここに描かれるまちの姿をみなさんとともにつくりあげていきます。
「基本構想」とは、墨田区がめざす未来のまちの姿を描き、まちづくりの方向性を示すもので、区が最も大切にしていくビジョンです。
この基本構想は、2035年までを期間とし、2035年に墨田区がありたい姿を描き、まちづくりの方向性を示すもので、最も大切にしていくビジョンです。このビジョンを区民や団体、事業者など、墨田区に関わるすべての人々と共有し、ここに描かれるまちの姿を皆さんとともにつくりあげていきます。
新たな「墨田区基本構想」(全文)
本ページでは、新たな「墨田区基本構想」の概要を以下に掲載しています。
基本構想の構成
下記の3つの章から構成されています。
【第1章】2035年のすみだ
2035年に、墨田区がどのようなまちになっているかをキャッチフレーズで示すとともに、具体的にイメージできるよう、文章でまちの姿を表現しています。2035年に墨田区がありたい姿を、以下のとおり掲げます。
人がつながり
夢をカタチに
墨田区
2035年のすみだでは、このまちで生きる一人ひとりが、それぞれに夢や希望を持って未来へと進むことができ、挑戦する人をみんなで支え、応援しています。
暮らしの基盤となる安全を感じられるまちづくりが進み、安全がにぎわいをつくり、にぎわいが地域の安心を生み出しています。安心感を抱きながら、心地よく過ごせるまちの中で、年齢や性別、障害の有無等にかかわらず、それぞれの人にあった形での活躍の場があり、生きがいが健やかな暮らしにつながっています。
地域のお祭りやものづくりの技術など、培われてきた歴史や伝統を大切にしながら、変化を恐れず、新しいものを積極的に受け入れる、開かれたコミュニケーションがまちなかで広がっています。
あたたかく見守られながら、こどもたちは健やかに成長し、地域の特色を活かして学びを深め、未来を切り拓く力を身につけています。妊娠・出産、子育てまで切れ目ない支援が整い、希望する誰もが安心してこどもを産み、育てられるようになっています。こどもたちにより良い環境を引き継いでいくため、一人ひとりが環境負荷の少ない生活行動や事業活動に取り組んでいます。
社会が目まぐるしく変化し続ける中でも、こどもから大人まで、すみだに関わるすべての人が、温もりを感じられる「人と人とのつながり」に支えられ、笑顔で過ごせるまちになっています。
【第2章】まちづくりの基本理念
まちの歴史的な沿革や、地理的な特性を踏まえて、過去から現在に至るまで、地域の中で育まれてきて、未来に向けても大切にしていきたい3つの理念を示しています。
「人」が主役であること
暮らす人、働く人、訪れる人、このまちでは、誰もが自分らしく、安心して過ごせるよう、一人ひとりの違いを尊重しながら、「人」を中心に考えることを大切にしていきます。
「つながり」を活かすこと
にぎわいと防災、産業とまちづくりなど、それぞれを別々に考えるのではなく、すべてのことが関連しあうことを意識して、課題解決に向け、本区の基盤である地域力、「つながり」を活かすという視点を大切にしていきます。
「まちの個性」を磨き続けること
新しい変化を受け入れ、時代に柔軟に対応しながら、それぞれの地域の持つ特性を、より良く磨き続けることを大切にしていきます。
【第3章】それぞれの視点から見た未来像
「2035年のすみだ」を実現するため、墨田区に関わる一人ひとりが、それぞれの視点からめざすべきまちの姿を、3つの基本目標と9つの未来像で表現しています。
基本目標1 豊かな感性が磨かれる
基本目標2 あたたかいおせっかいがめぐる
基本目標3 安全で心地よい暮らしがある
策定経過
墨田区基本構想審議会は、公募で選ばれた区民、有識者の計27人で構成され、令和6年5月に設置しました。
約1年にわたり延べ21回の会議を開催し、未来の墨田区について熱心な議論が行われました。
『みんなで話そう!ミライのすみだ』墨田区基本構想区民ワークショップ
区民ワークショップの実施など、区民の皆さんの声を聴きながら、議論を重ねてきました。
未来共創 スミダイアリー(すみだのミライアンケートの実施等)
『みんなで考えよう!ミライのすみだ』すみだまつり・こどもまつりブース出展
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