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月刊すみだエココラム

ページID:621561388

更新日:2025年4月5日

毎月5日は、すみだ環境の日です。
みなさんによりすみだ環境の日を知ってもらうため、毎月5日に環境に関した具体的な行動を呼びかけています。
その1つの取組として、すみだ環境共創区民会議委員がすみだ環境の日に墨田区の環境やエコに関したコラムを発信しています。

4月号

2025年4月号は、プラスチックごみ(プラごみ)についてお話します。
3月には、有名なコーヒーチェーン店の全国店舗で、紙ストローが順次廃止され、環境に優しいプラスチックのストローに切り替わることも話題になりました。
我々に身近なプラスチックですが、環境にはどのような影響を与えるのでしょうか?
また墨田区ではプラごみを分別しているので、その説明もしていきます!
【世界のプラごみ】
世界では、大量のプラごみが海に流れ込んでいます。
その量は計1億5000万トン・年間約800万トンという試算や、2050年には海のプラごみの重さが魚の重さを超えるという試算もあります。
特に海洋プラスチックは、魚や鳥・ウミガメなど、海の生き物が命を落とすケースが後を絶ちません。

海の画像

海に限らずプラごみは様々な問題があります。
外に捨てられたゴミが削れて細かくなったマイクロプラスチックが、人や魚などの体内に入ってしまいます。
また捨てるときに燃やすとダイオキシンなどの有害な物質が出て大気汚染の原因になり、燃やさず不適切に埋めて捨てられると、今度は土壌の汚染や劣化を引き起こすこともあります。
ちなみに海洋プラスチックで、最も多いのが、容器包装等のプラごみです。

ぷらごみの割合

【日本のプラごみ】
日本は海に囲まれているため、海岸にはプラごみが漂着してしまいます。
少し古い調査ですが、日本に漂着したペットボトルゴミは、外国製から日本製まで様々でした。

ペットボトルの製造国別割合

また日本が出しているプラごみの種類は、世界の場合と同じく、包装などに使われるものが最も多く半分近くを占めています。

日本のプラごみ

まず我々が国内でできることは、プラごみを減らす努力をすることや、分別をきちんと行う・またポイ捨てや不法投棄はしないことです。
【墨田区のプラごみ分別】
墨田区では、分別された容器包装プラスチックをリサイクルしています。
いわゆる3Rの、リサイクルですね。
リサイクルすることで、新しいプラスチックを作ったり燃やして捨てることを減らせるので、CO2の削減にも効果があります
お住まいの地域の回収日をご確認の上、日ごろからの分別にご協力をお願いします。
分別の方法なども含めて、下にある墨田区のHPからご確認ください。

プラスチック回収曜日

豆コラム:荒川のゴミ拾い
私は以前、勤めていた会社が行っている荒川のゴミ拾いボランティアに参加したことがありました。(八広駅近く・墨田区側)
やはりそこでもプラごみが多く、細かくなって元が何だったのかわからないようなプラスチックの破片がとても多かったです。またこれらは細かいので、拾い切るのも大変でした。
綺麗な地球・綺麗な墨田区にするためにも、日ごろからゴミの分別は気をつけていきましょう!

出典

お問い合わせ

このページは環境政策課が担当しています。