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更新日:2025年5月14日
2025年2月号は地球環境と緑のお話をして、最後に、墨田区で緑豊富な場所:向島百花園で開かれるイベント
「梅まつり」もご紹介します!
【地球環境と緑(植物や木々)】
緑って何とな~く“地球や環境にやさしい”ってイメージしがちですが、果たしてどのように地球にやさしいのでしょうか?
●緑が地球環境にやさしいポイント
・二酸化炭素(CO2)を吸ってくれる
多くの植物は、光合成によりCO2を吸い逆に酸素を出してくれます。
CO2は地球温暖化の主な原因と考えられているので、緑が多いほど地球温暖化は抑えやすくなります。
ちなみに植物も夜は呼吸でCO2を出しますが、吸う量の方が多いです。
・緑がないと街はもっと暑くなる
アスファルトは土や植物を比べると、熱がこもりやすいです。
そのため夏の都会は、昼間の熱が夜も残りやすい暑さが取れにくいです。
街中に緑を増やせば熱を吸いづらく日陰もできるので、暑さが和らぎます。
・生き物の居場所になる
(ネズミ・Gなど一部を除いて(笑))多くの生き物にとって緑は重要なお家です。
緑がなくなると生き物の数が減ってしまい、自然本来の姿から離れてしまいます。
・自然本来の姿
地球が生まれてから緑は自然と生まれたものです。
そのため緑は地球本来のライフサイクル(色んなもののめぐり合い)に必要です。
緑がないと地球に負担が生じて、それが災害や極端な天気などにもつながります。
●地球と墨田区の緑
緑が地球にやさしいことはわかりましたが、今、緑はちゃんとあるのでしょうか?
・地球全体
毎年減少しています。アジアやヨーロッパでは増えていますが、それ以上に、アフリカや南アメリカの熱帯地域で大きく
森林が減少しています。
世界の陸地の大体3割が森林ですが、これが減っていくと、最近世界中で起きている異常気象(極端な暑さや干ばつ、山火事、ハリケーンなど)につながります。
・墨田区
自然な部分(みどり率)は大体、2割ほどを保っています。
その中から緑じゃない部分(川などの水や公園の砂場)を抜いた植物の部分(緑被率)は、昭和48年の約5.3% から
年々増えて平成30年には10.7 % です。
これからの地球・生き物・子供たちのためにも、緑を大切にしていきたいものです。
【向島百花園の梅まつりのお知らせ】(2025/1月現在の情報)
2月に、墨田区で緑や自然を感じられるイベントがあります!
梅まつりです!
百花園は梅以外にも沢山の植物や自然を見られるので、ぜひ足を運んでみてください!
期間は2025年2月8日(土)~3/2(日)です。
東武スカイツリーラインの東向島駅から、徒歩7分ほどで行けます。
【すみだ環境共創区民会議 松村委員】
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