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更新日:2020年5月11日
ボクシングについて
競技概要
- 1対1でリング(6.1メートル×6.1メートル)の上で対戦
- 男子、女子ともに3分×3ラウンド
- 勝ち抜きトーナメント方式
- 拳にグローブを着用しパンチのみを使い、相手の上半身のみを攻撃します。
- 5人のジャッジの採点による判定で勝敗が決まります。採点は、ラウンドごとに優勢な選手に必ず10点がつけられる「10ポイント・マスト・システム」という方式により行われます。
- ポイントによる勝敗の他、ダウンして10秒以内に競技を続けることができない「ノック・アウト(KO)」、競技の続行が不可能と思われるほどの差がある場合や医師が試合の継続が困難とした場合などにレフェリーが試合を終了させ勝敗をつける「レフェリー・ストップ・コンテスト(RSC)」など、様々な決着方法があります。
種目
東京2020大会では、男子8階級、女子5階級が行われます。
男子8階級
- フライ級(48-52キログラム)
- フェザー級(52-57キログラム)
- ライト級(57-63キログラム)
- ウェルター級(63-69キログラム)
- ミドル級(69-75キログラム)
- ライトヘビー級(75-81キログラム)
- ヘビー級(81-91キログラム)
- スーパーヘビー級(91キログラム超)
女子5階級
- フライ級(48-51キログラム)
- フェザー級(54-57キログラム)
- ライト級(57-60キログラム)
- ウェルター級(64-69キログラム)
- ミドル級(69-75キログラム)
観戦のポイント
格闘技の中には蹴りや肘・頭突き・関節技などが許されているものもありますが、ボクシングは左右の拳だけで闘い、また攻撃できる範囲も上半身のみと非常に限られています。この限られたルールの中で相手の隙をどう突くか、どう打ち崩して相手を倒すかに注意して試合を観るとボクシングがより楽しめます。
ボクシングの歴史
ボクシングの歴史は古く、古代ギリシャに遡ります。この時代は全裸でオリーブ・オイルを塗り、拳には鋲を皮のバンテージのような物で包んだグローブのような物を着用し、腕や肘でも攻撃していました。
近代のボクシングは、19世紀末イギリスで成立しました。その後アメリカ大陸でポピュラーとなり、20世紀の初めにヨーロッパへと広がりました。
セントルイス1904大会においてオリンピック正式種目に採用されて以降、ストックホルム1912大会を除く全ての大会で実施されています。ロンドン2012大会から女子ボクシングも採用されました。
競技スケジュール
開会式翌日の2021年7月24日(土曜日)から8月8日(日曜日)までの15日間(8月2日を除く)に渡り、実施されます。
日本代表選手
2020年7月現在、男子4名、女子2名が代表に内定しています。
男子日本代表
- 田中 亮明 選手(フライ級)
- 成松 大介 選手(ライト級)
- 岡澤 セオン 選手(ウェルター級)
- 森脇 唯人 選手(ミドル級)
女子日本代表
- 並木 月海 選手(フライ級)
- 入江 聖奈 選手(フェザー級)
こちらのページでは、各選手を紹介していますのでぜひご覧ください。
国技館について
施設紹介
国技館は、日本の国技である相撲の聖地です。会場がすり鉢状になっており、観客は四方から中央の競技を観戦することができます。過去にプロボクシングのタイトルマッチを開催した実績もある施設です。
アクセス
- JR総武線「両国駅(西口)」下車徒歩約2分
- 都営大江戸線「両国駅(A3出口)」下車徒歩約5分
所在地
墨田区横網一丁目3番28号
地図
地図のマーカーリスト
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