【取材記事】よこ・たて・ななめの巻き込み力が凄い。「NPO法人日本わくわくキッズ実行委員会」

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更新日:2026年7月28日

「NPO法人日本わくわくキッズ実行委員会」の活動内容について、代表の牧野裕美子さんにお話を伺いました。(2026年5月取材)


代表の牧野さん

Q:NPO法人日本わくわくキッズ実行委員会とはどんな団体ですか?

 「わくわくする体験を通して、笑顔あふれる世の中にする」というビジョンを掲げ、(1)子育て支援を通して、地域と親子を繋ぐまちづくりに取り組む、(2)主体的に考え生き抜く力を身につけた心優しい子どもたちを輩出することで、日本の未来を創り出す人材育成に寄与する、の2つの目的をもって核となるメンバーが10名、ボランティアメンバー数十名と共に活動しています。
 NPOとしての設立は、令和6年8月ですが、その3年ほど前からすでに活動を始めていました。

Q:どんな活動をしてきましたか?

 自主イベントとしては、春の「子ども店長集まれ!すみだキッズ春フェス」、「夏の1日限定!ひみつのあそびばー館内まるごと・子どもまつりー」、秋の「すみだファミリーフェスティバル」と年3回大きなイベントを開催しています。モンテッソーリ教育の視点を取り入れた「思いっきりアート」では、葛飾北斎の絵を手と足だけを使って描くイベントも実施しています。その他、商業施設内や公共施設でのワークショップ、区主催のイベントへの出店など、毎月のようにイベントに参加し、企画運営をしています。

Q:工夫している点や心がけていることはありますか?

 (1)子どもの、やってみたい!お役に立ちたい!」と「親の、あったらいいな!叶えてほしい!」を形にする、(2)自分たちがわくわくしているか、(3)イベントを単発で終わらせないで、次のイベントへ想いと人をつなげていく、の3つを大切にしています。
 そんな考え方のもとで、子ども中心のイベントではありながら、クラフトビールのお店とタイアップして、「つまみ片手にクラフトビールが飲めるブース」を設けたり、イベントと次のイベントが繋がるような企画(ありがとうアート)を展開しています。「ありがとうアート」は、イベント時に金魚や星やハートに親や子どもへの感謝の気持ちや、一緒に行きたいところのメッセージを書いてもらい、次のイベントの時には、それらが魚のスイミーになったり、星空になったり、大きなハートになったりして会場に掲示されます。イベントでワークしたことが、次のイベントの時には更に素敵に表現されている、普段照れくさくて言えないことも伝えるきっかけになったと好評をいただいています。


「伝えたい!ありがとう」のハートの写真

Q:他団体との連携も幅広いですが、なぜですか?どんな効果がありますか?

 同じような志を持った人たちと一緒に取り組むことで、イベント情報がより多くの人に伝わり、広がります。また、分野を超えた方々とも連携することで、皆さんの持つリソースや強みを楽しいコンテンツづくりに活用させていただいています。
 さらに、大横川親水公園、錦糸公園、緑町公園、みどりコミュニティセンターなど色んな会場で実施することで、参加者の広がりが生まれています。
 何よりも、子どもの成長をあたたかく見守る大人の数が増えて嬉しいです。

Q:世代を超えたつながりも大切にしているようですね。

 参加した子どもたちに、「100年続けてくださいね」と言われたことが、ずっと心に刺さっています。そのためには、横のつながりだけではなく、世代を超えた縦のつながりを増やしていく必要があります。
 イベント一つ一つを大事に創り上げていくとともに、次世代につなげていく仕掛けもどんどん取り込んでいきたいと思います。
 具体的には、参加した子どもたちが中学生になっても楽しめるコンテンツを準備したり、高校生になったら運営を担ってもらったり、いつかその子たちが親となって遊びに来てくれる、運営を手伝ってくれる、そんな次世代につなげていく仕掛けを意識しながら活動していきたいと思います。

Q:メディアの取り上げも多いですが、何か手を打っているのですか?

 情報発信としては、チラシ配布、SNSをベースとしています。区の主催する「すみだ伝え合いラボ」(広報力向上&交流会)で伝えたり、地域のお店にご挨拶したり、こう見えてかなり地道な活動が多いです。テレビ取材や地域紙、WEBニュース等につながっているのは本当にありがたいことです。2026年3月のイベントでは、フジテレビ情報番組「LIVE NEWS イット!」、「J:COMニュース」、「地域紙すみだノート」、「すみだ経済新聞」、「号外NET」、「おやこの週末」等たくさんのメディアに取り上げていただきました。
 メディアで報道されることで、取材を受けたご家族や出展者の皆様が喜んでくださったり、携わるスタッフのモチベーションが上がるのが嬉しいですね!広く活動を知っていただくきっかけになりますので、大切にしています。

Q:今後の夢は、何でしょうか?

 「子育てしやすいまちづくりをしたい」というのが、もっとも核となる想いです。そのためには、同じ想いで関わってくれる人たちとの輪をさらに大きくしていくことだと思っています。
 また、区のイベントへの協力を通して、関連部門とのコミュニケーションを深め、区の政策推進のお役に立てる機会を増やしていきたいと思います。

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