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更新日:2020年5月20日
「2020年、受動喫煙のない社会を目指して~たばこの煙から子ども達をまもろう~」
(令和2年度の禁煙週間のテーマより)
世界保健機関(WHO)は、「喫煙しないことが一般的な社会習慣となること」を目指し、平成元年に5月31日を「世界禁煙デー」と定めました。
また、厚生労働省は平成4年から、5月31日から6月6日までを「禁煙週間」と定めて、禁煙や受動喫煙防止の普及啓発を行っています。
たばこの健康影響
国と東京都、区の喫煙率の比較
「喫煙率のグラフ」
平成26年現在、男性が27.6%、女性が11.2%、男女合わせて全体で18.2%となっています。
(出典:国・東京都:国民健康・栄養調査、区「健康」に関する区民アンケート調査(平成26年度))
国と区の年代別男女喫煙率の比較
「年代別喫煙率のグラフ」
国の20歳代男性の喫煙率が36.7%であるのに対し、区の20歳代男性は11.8%と低くなっています。
また、区は、男女ともに40歳代、50歳代の喫煙率が高くなっていることが分かります。
(出典:国・東京都:国民健康・栄養調査、区「健康」に関する区民アンケート調査(平成26年度))
産後の女性の喫煙状況の年次推移
「産後喫煙率グラフ」
吸いたくない坊や
区の女性の出産後の喫煙状況は、年々減少していますが、乳幼児の受動喫煙は乳幼児突然死症候群(SIDS)や気管支喘息、中耳炎等の原因になります。
また、授乳中の母親が喫煙をすると、ニコチンが母乳に移行して、子どもに急性ニコチン中毒に似た症状が出るといわれています。
そのため、子どもへの受動喫煙の影響を減らすには、母親と家族が喫煙をしないことが大切です。
(出典:墨田区データ(平成29年))
がんに関する区民意識調査
「禁煙の意向グラフ」
喫煙している区民に、今後の禁煙の意向調査したところ、64.9%の方に禁煙の意思がありました。
(出典:がんに関する区民意識調査(平成29年度))
禁煙週間キャンペーン「受動喫煙のないすみだを目指して」
区では、毎年禁煙週間に合わせて、禁煙週間キャンペーン「受動喫煙のないすみだを目指して」を区役所1階アトリウムで開催しています。
※令和2年度のキャンペーンについては、新型コロナウイルス感染症の対策として、開催を中止することにしました。
区の取組んでいる禁煙支援
令和元年6月1日から、禁煙を希望する区民を対象に、医療機関の禁煙外来で禁煙治療に要した医療費や薬剤費、薬局で購入した禁煙補助薬の費用を一部助成しています。
禁煙を始めると、たばこを吸いたくなる場面が度々やってきます。
「禁煙マラソン」では、禁煙達成者がメールを通じて励ましやアドバイスをすることで、禁煙をサポートします。
関連リンク
世界禁煙デー、禁煙週間についてはこちら
「最新たばこ情報」はこちら
改正健康増進法及び東京都受動喫煙防止条例、区の受動喫煙対策についてはこちら
お問い合わせ
このページは健康推進課 ※令和6年11月5日にすみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)へ移転しましたが担当しています。