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更新日:2025年10月20日
区内循環バスの見直しに関する区民説明会を開催しました
私たちの生活を支え、身近な交通手段として親しまれている区内循環バスは、昨今の運転士人材不足などの理由により、運行ルート等の見直しが必要となっています。
見直しの考え方について、利用する皆さんのご意見を伺うため、説明会を実施しました。
1.説明会の内容
・運行ルートおよび運賃見直しの検討状況についての説明
・意見交換等
会場内設置パネル





2.開催日時及び会場
【第1回】
日時 令和7年9月27日(土曜日) 午前10時00分~
会場 曳舟文化センター 第1会議室
【第2回】
日時 令和7年10月7日(火曜日) 午後7時00分~
会場 みどりコミュニティセンター 多目的ホール
【第3回】
日時 令和7年10月9日(木曜日) 午後7時00分~
会場 曳舟文化センター レクリエーションホール(B)
説明会を実施しました【第1回】
9月27日(土曜日)に第1回説明会を実施しました。ご参加いただき、ありがとうございました。
【参加者数】 44名
| 主な質問 | 区及び運行事業者の回答(要約) |
|---|---|
| Q 押上駅へ乗り込まないルートとした理由は何か。 | A 押上駅での乗り継ぎは便利である一方、交通広場での道路渋滞によって、3ルート全ての区内循環バスに遅延が生じ、ご利用者様にご迷惑をお掛けすることがあります。こうした状況を踏まえるとともに、区内移動実態をデータ分析した結果、例示した運行ルートが区内交通の適正化につながるものと考えています。 今後は公共交通機関のひとつとして、他の交通機関と合わせてご利用いただきたいと思います。【区】 A 渋滞によって運転手の乗務時間が大幅に超過することがあり、労働基準上の課題も発生しています。また、遅延発生時にはバス到着時刻に関するお問い合わせを多数頂戴し、お客様にご迷惑をおかけしていることもあり、労働環境の改善と定時運行確保による利便性向上の面から、押上駅への乗り込みは検討すべき課題として捉えています。【運行事業者】 |
| Q 採算性の確保は理解できるが、高齢化の進展を踏まえ、ルートや運賃の見直しを行わないでほしい。 | A 平成24年に区内循環バスが運行を開始してから、運行ルートが長くなるなど、様々な課題が生じてきたため、区は見直しに着手することにしました。収支率を指標の一つとしてお示ししていますが、今後も一定の公費負担を前提に、区民の交通利便性向上を図りたいと考えています。また、今後は高齢化の進展が予想されていますので、区内循環バス以外の新たな移動サービスも検討しています。【区】 |
| Q 最終便を遅い時間まで運行してほしい。 | A 令和6年度に「自動車運転者の労働時間等の改善のための基準」が適用され、バス運転手の休息期間をこれまでよりも長く確保する必要が生じました。これにより、区内循環バスにおいても、やむなく早朝及び夜間の減便を行ってきたところです。各ルートのダイヤ編成については、運行ルートの見直し後、運行事業者と協議していく予定です。【区】 |
| Q パブリックコメントを実施する際には、こうした説明会を開催してほしい。 | A パブリックコメントの実施にあわせ、説明会の開催を検討させていただきます。【区】 |
説明会を実施しました【第2回】
10月7日(火曜日)に第2回説明会を実施しました。ご参加いただき、ありがとうございました。
【参加者数】 20名
| 主な質問 | 区及び運行事業者の回答(要約) |
|---|---|
| Q 南北に位置する公共施設等へのアクセス性を良くするため、南北の移動手段となるように押上駅で結節してほしい。 | A 今回の見直しでは、鉄道や路線バスを補完する公共交通として、区内循環バスを位置付けています。比較的充実している区内の公共交通を活かし、様々な交通の組み合わせにより利便性の高い移動を実現することが望ましいと考えています。また、ルートの検討については、施設の有無ではなく、区民の移動実態を重視しています。【区】 |
| Q 他の公共交通との乗り継ぎがしづらい。 | A 乗り継ぎ環境の整備は、公共交通をご利用いただくために、取り組むべき課題であると認識しています。乗り継ぎしやすい環境づくりに向け、まずは公共交通を集約したマップの作成を予定しています。引き続き、区内循環バスの利用促進に向けて取り組んでいきます。【区】 |
説明会を実施しました【第3回】
10月9日(木曜日)に第3回説明会を実施しました。ご参加いただき、ありがとうございました。
【参加者数】 51名
| 主な質問 | 区及び運行事業者の回答(要約) |
|---|---|
| Q 現在の運行事業者の運転士不足が要因であれば、他自治体のように複数事業者と共同運行してはいかがか。 | A バス事業者の運転士不足は共通の課題であるため、共同運行の実施は困難であると考えています。今回の見直しでは、現状の運転士の人員数および車両台数を前提に進めることとしています。【区】 |
| Q 他自治体では、コミュニティバスを地域福祉交通として運行しているところもあるが、そのような位置づけにはしないのか。 | A 地域福祉交通として位置付けている自治体では、バスの運行を福祉施策として実施しています。一方で、墨田区内循環バスは公共交通の一つとして、鉄道や路線バスでカバーできないエリアを運行し、公共交通サービス圏域を広げることを重要視しています。【区】 |
| Q 障害者は移動手段として鉄道を利用することが難しいため、バスで移動できる交通ネットワークが必要である。 | A 今回の見直しにあたっては、障害者団体連合会の会長にもご協力をいただき、墨田区地域公共交通活性化協議会などで検討を重ねてきました。今後も、バリアフリー化の推進に取り組んでいきます。【区】 |
関係資料
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