障害のある方の絵を紅茶パッケージに！【一軒家カフェikkA】

紅茶専門店である一軒家カフェikkAさんでは、「亀沢のぞみの家」を利用する心身に障害のある方が、視覚や触覚といった感覚を刺激しながら創作した絵を自社オリジナルの紅茶パッケージの一部として活用しています。

「すみのわ」(※)とのつながりをきっかけに、亀沢のぞみの家の利用者さんが描いた絵をアクセサリーに商品化した「感覚刺激シリーズ」の存在を知りました。そこで、亀沢のぞみの家の利用者さんの独自の色使いでパワー溢れる絵を美術館のミュージアムショップの商品のような感覚で、ティーバッグの箱自体を額と見立てて、絵を額装することを思いつきました。全て一点ものである絵をティーバッグのパッケージにしているため、すごく贅沢な商品に仕上がっていると思います。毎回変わる絵柄を楽しみに何度も買いに訪れる方もいらっしゃいます。お茶を楽しんでもらった後は、絵が描かれたカードをパッケージごと飾ったり、中のカードに一筆書いてちょっとしたプレゼントとするなど好きに使っていただけたらと思います。

※墨田区内の福祉作業所の商品づくりを地域クリエイターがサポートする墨田区発の地域連携型福祉プロジェクトチーム

生活介護事業所である「亀沢のぞみの家」では、日々の取り組みの中で視覚、触覚などの感覚を刺激しながら創作活動を行い、絵を描いています。この絵を商品として扱うことは、工賃を生み出すだけでなく、利用者さんの表現や絵の魅力を届けることが出来るのですごく価値のある取り組みだと思っています。今後も引き続き「感覚を刺激する紅茶パッケージ」として魅力を伝えていけたらと思います。

一軒家カフェikkA
〒131-0033墨田区向島3-6-5

墨田区福祉保健部障害者福祉課　庶務係
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