学校施設整備

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更新日:2025年9月18日

 本区では、児童・生徒が、安全に、かつ安心していきいきと学ぶことができるよう、学校の施設整備・管理運営などを適正に行うことにより、良好な教育環境をつくります。

「(仮称)墨田区学校改築基本計画」の検討状況について

今後集中することが予想される学校改築の需要に対して、具体的な改築対象校や改築手法、スケジュール、改築における設計標準等を示すことにより、計画的に学校改築を進める必要があるため、「(仮称)墨田区学校改築基本計画」(計画期間:令和8年(2026)年度~令和17(2035)年度)を策定します。
現在の検討状況については、以下のとおりお知らせします。

改築対象校にかかる検討項目について

築年数

今後30年のうちに築80年となる22校のうち、第四吾嬬小学校の校舎が現在築68年で最も古いです。

建物の状態

耐震性能については、問題がある建物はないが、建物の状態を調査した結果、一部、長寿命化に適さない建物があります。

子どもの数の増減

子どもの数は、長期的には減少する可能性が高いが、現状は特に区の南部で増加が見られています。また、中学校については今後35人学級となる可能性があり、その影響を分析しています。

改築手法

小学校では、敷地が狭い等の理由から、居ながら工事ができる学校は限られています。多くの学校で、別の場所に仮校舎を設けて移転し、その後に無人改築する必要があるため、居ながら改築ができる学校を拠点とした、複数校の連携による改築が必要となっています。

改築対象校の具体的な検討状況

第四吾嬬小学校と第三吾嬬小学校の連携による改築

第四吾嬬小学校は居ながら改築が難しいですが、近隣校のうち、第三吾嬬小学校(築57年)は居ながら改築が可能です。このため、今回の計画では、先に第三吾嬬小学校を居ながら改築することとし、その校地内に第四吾嬬小学校の仮校舎を用意します。第四吾嬬小学校は、その仮校舎に移転した後に無人改築することとします。
これにより、第三吾嬬小学校が、現在設計中の八広小学校の次の改築校となります。

その他の学校について

上記と同様の複数校の連携による改築を含め、子どもの数の増による校内スペースの逼迫状況も注視しながら検討を進めています。

学校運営への影響と関係者への周知について

改築の対象となる学校について、工事手順の工夫などで学校運営への影響を最小限にするととともに、今後の入学予定者の保護者も含め、保護者や地域の関係者への周知を進め、ご理解とご協力をいただくよう努めていきます。

第三吾嬬小学校の改築事業について

上記のとおり、第三吾嬬小学校は、現在設計中の八広小学校の次に居ながら改築を行います。
改築については、令和8年度から設計に向けた検討を始めるため、現時点では工事着手の時期は未定です。
検討状況は、今後実施する説明会等においてお知らせし、ホームページでもお知らせしていきます。

八広小学校の改築事業について

八広小学校は、令和2年度に策定した「墨田区学校施設長寿命化計画」にて、建築後50年程度を経過し、老朽化が進んでおり、今後改築の優先度が最も高いグループに分類されたことから、令和6年度より改築事業を実施中です。

改築事業実施計画

(1) 新校舎設計(基本設計及び実施設計) 令和6年度から令和8年度
(2) プール棟及び旧幼稚園舎の解体工事 令和7年度から令和8年度
(3) 新校舎建設、移転、新校舎供用開始  令和8年度から令和11年度
(4) 既存校舎の解体設計、プール棟設計、校庭設計 令和10年度
(5) 既存校舎の解体、プール棟建設、校庭整備 令和11年度以降

現時点での予定です。実施時期等につきましては、今後変更となる可能性があります。

建物配置図計画図

新築校舎完成時の配置計画案です。図面上部が曳舟川通りです。

八広小学校にて実施中の工事内容

(1)プール棟、旧幼稚園舎解体工事
工事期間 令和7年8月から令和8年6月末まで

墨田区学校施設長寿命化計画

 墨田区の学校施設は、主に昭和40年代から50年代にかけて建築された区立小中学校が多く、その6割が築40年を経過しています。現在の施設の耐用年数を60年と想定した場合、今後、これに伴う施設の更新が一時的に集中することとなり、厳しい財政状況の中、限られた予算の中で学校施設の安全面や機能面の改善を図ることが、喫緊の課題になっています。
 そこで、区教育委員会では、「墨田区基本計画」の趣旨を踏まえた「墨田区公共施設等総合管理計画」及び「第2次墨田区公共施設マネジメント実行計画」に基づき、学校施設に求められる機能・性能を確保し、長寿命化を図り、長期的な維持管理に係るトータルコストの縮減及び改修コストの平準化を目的に、「墨田区学校施設長寿命化計画」の策定を行いました。

学校改築基本方針

 令和3年3月に策定した「墨田区学校施設長寿命化計画」では、学校施設の改築周期を80年としています。各学校施設について、定期的に予防改修等を行って長寿命化を図りながら、80年目を迎える時期に改築する、というのが長寿命化と改築との基本的な関係です。しかし、墨田区の学校の多くは昭和40年代に集中して建設されているため、80年目を迎える時期も令和30年前後に集中してしまいます。このため、それよりも前の段階から計画的に前倒しで改築を進めていくことが必要になっています。
 このような背景から、「墨田区学校改築基本方針」を策定し、学校改築にあたっての課題、学校施設の構成や機能、改築時期の検討方法などを整理し、基本的な考え方を示すこととしました。

お問合せ先

学校改築に関すること

墨田区教育委員会事務局 庶務課 施設担当
〒130-8640 墨田区吾妻橋一丁目23番20号
電話:03-5608-6313(直通) ファックス:03-5608-6411
メール:SYOMU@city.sumida.lg.jp

学校選択制度に関すること

墨田区教育委員会事務局 学務課 事務担当
〒130-8640 墨田区吾妻橋一丁目23番20号
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新一年生向け入学案内(学校選択制度・令和8年度入学)についてはこちらをご覧ください。

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