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更新日:2025年4月10日
平成24年12月に中央自動車道上り線笹子トンネルにおいて、天井のコンクリート板が約130メートルの区間にわたって落下する事故が起きたことをきっかけとして、国土交通省から平成25年2月27日付けで各地方整備局及び地方公共団体等に、老朽化が進むトンネル・橋梁等の道路ストック(土木構造物)の総点検について積極的に実施するよう通達がありました。
区においても、道路ストック総点検は多岐にわたり、特に道路附属物はその総数も膨大な量になることから、計画的に点検・補修を行っていく必要があります。
そこで区では、老朽化が進む道路舗装・橋梁・道路附属物(照明、標識等)・街路樹・ボックスカルバートについて、予防的な維持管理を行うことを目的とした道路ストック総点検を実施しています。
点検対象および実施している内容
舗装:道路路面下空洞調査
地域防災計画に位置付けられた緊急道路障害物除去路線等の約100キロメートルの区道を対象に、道路下の隠れた空洞を見つける定期点検です。
舗装:道路路面性状調査
約250キロメートルの全区道を対象に、道路のひびわれ等を解析する定期点検です。
橋梁:橋梁点検
区が管理する25橋を対象に、ひびわれ等の劣化を早期に発見するための定期点検です。
道路附属物:道路照明施設(約4,000基)、道路標識(大型標識:約200基、小型標識:約1,500基)・道路反射鏡(約700基)
区が管理する上記道路附属物を対象に、腐食(さび)等の劣化を早期に発見するための定期点検です。
街路樹:街路樹調査
区が管理する約8,000本の街路樹を対象に、倒木の恐れのある樹木等を早期に発見するための定期点検です。
ボックスカルバート:ボックスカルバート点検
区が管理する1箇所のボックスカルバートを対象に、ひびわれ等の劣化を早期に発見するための定期点検です。
実績及び今後の計画(予定)
点検内容 | 令和6年度 | 令和7年度 | 令和8年度 | 令和9年度 | 令和10年度 | 令和11年度 | 令和12年度 | 令和13年度 | 令和14年度 | 令和15年度 | 令和16年度 | 令和17年度 |
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道路路面下空洞調査 | 実施 | 実施 | ||||||||||
道路路面性状調査 | 実施 | 実施 | 実施 | |||||||||
橋梁点検 | 実施 | 実施 | 実施 | |||||||||
道路照明施設点検 | 実施 | 実施 | ||||||||||
道路標識点検 | 実施 | 実施 | ||||||||||
道路反射鏡点検 | 実施 | 実施 | ||||||||||
街路樹調査 | 実施 | 実施 | ||||||||||
ボックスカルバート点検 | 実施 | 実施 |
点検結果及び長寿命化修繕計画
墨田区ボックスカルバート長寿命化修繕計画(PDF:583KB)
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このページは道路・橋りょう課が担当しています。