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更新日:2023年3月27日
HACCPステッカー
食品衛生法の改正により、令和3年6月から、原則、食品を取扱うすべての事業者に「HACCPに沿った衛生管理」が義務付けられました。
墨田区では令和5年1月から、保健所がHACCPの取組みを確認した区内施設に対し、左記の「HACCPステッカー」を交付しています。このステッカーが貼られている飲食店や食品販売店、食品の製造所は衛生管理の計画を作成して毎日確認と記録を行っています。安心して食事ができる、安全な食品を購入できるお店の目安となりますので、ぜひ参考にしてみてください!
※令和4年12月までは、HACCPに取り組み始めた施設に対し、配布した年が記載された異なるデザインのステッカーを配布していました。
※衛生管理計画を作成し、毎日記録を行っている区内事業者でステッカーがまだ交付されていない方は、ぜひ墨田区保健所生活衛生課までご連絡ください。
飲食店等が行っているHACCP
HACCP(ハサップ)についてちょっと詳しく解説すると…
- HACCPはもともと、宇宙で食中毒を起こしても病院に行くことができない宇宙飛行士に、安全な宇宙食を提供するために開発された衛生管理の方法です。
- レストランなどの飲食店やスーパー、パン屋、小規模な食品の製造所はこのHACCPの考えを取り入れた衛生管理に取り組むことになっています。
- 従業員の体調や冷蔵庫温度の確認、トイレの清掃などの一般的な衛生管理のほか、食中毒や異物の混入が起こらないようにどのような衛生管理するか計画を立てています。例えば飲食店の場合、取り扱っているメニューを加熱して提供するもの、未加熱のまま提供するものなどに分類し、それぞれに適した衛生管理計画を作成しています。
- さらにその計画をもとに、毎日の衛生管理を実施し、その内容を記録しています。そして定期的に、記録をもとに計画の見直しを行います。
HACCPについてもっと詳しく
こちらの事業者向けページも参考にしてください。
HACCPが義務化されました
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家庭でもできるHACCP
家庭でもHACCPの考え方をもとにして、衛生管理を行うことができます。
家庭での食中毒を予防するためにも、ぜひ実践してみてください。
1.食品の購入
- 食品表示をよく確認する
- 肉や魚はビニール袋に包む
2.家庭での保存
- 温度管理が必要な食品はすぐに冷蔵庫で保管する
- 肉や魚の汁がほかの食品に付かないようにする
3.下準備
- 適切なタイミングで手を洗う
- 生で食べる食品は最初に料理する
4.調理
- 食品(肉等)は十分に加熱する
- 調理食品は室温で放置しない
5.食事
- 食事の前は手を洗う
- できあがった食事はすぐに食べる
6.残った食品
- 温めなおす際は十分に加熱する
- 長期間、保存しない
家庭でのHACCPについてもっと詳しく知りたい方は、こちらのページもぜひご覧ください。
家庭で行うHACCP
お問い合わせ
このページは生活衛生課 ※令和6年11月5日にすみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)へ移転しましたが担当しています。