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更新日:2024年10月30日
離乳食をはじめるにあたって
離乳食の心得
赤ちゃんは、成長とともに母乳や育児用ミルクだけでは足りなくなった栄養を離乳食で少しづつ補っていきます。
まずは、食べることに慣れることが目的です。また、何よりも大事なことは、赤ちゃんにとって「食事の場は楽しいもの」と感じてもらうことです。
赤ちゃんの「食べたい」という意欲を育みながら、焦らず進めていきましょう。
うまくいかないときは、1日お休みしてみたり、少し形態を戻してみたり、進みつつ戻りつつで大丈夫。
ママやパパが疲れている日には、手作りではなくベビーフードを使ってもOK!
大人にとって「離乳食」がストレスにならないよう、頑張りすぎないようにしましょう。
離乳食の進み方や食べる量は、個人差があります。他の子と比べるのではなく、その子自身の成長していく過程をみてあげてください。
上手に食べることが出来たときには、いっぱい褒めてあげましょう!
離乳食開始のサイン
- 首のすわりがしっかりしている
- 支えがあれば座っていられる(5秒以上)
- 家族が食べているものに興味を示す
- スプーンを入れても舌で押し出すことが少なくなる
5~6か月頃になって上記のような様子が見られたら始めどき。
赤ちゃんの体調が良好で、ママやパパなどの気持ちや時間にゆとりがある日にスタートしましょう。
離乳食開始前に果汁でならす必要はありません。
※離乳食の開始を遅らせても、アレルギーの予防の効果はありません。
自己判断で除去することは避けましょう。
心配なことがあれば、かかりつけの医師や保健センターにご相談ください。
離乳食で避けた方がよい食材
- はちみつ及びはちみつ使用製品(乳児ボツリヌス症予防のため、1歳までは絶対に与えない)
- 味が濃いもの(離乳初期では味付けは必要ありません)
- 繊維が多いもの
- 刺激が強いもの(香辛料など)
- 生もの
- カフェイン
※牛乳は離乳中期(7~8か月)から使用可能ですが、1歳までは加熱調理のみになります。
衛生面について
- 調理の際には丁寧に手を洗いましょう。
(参考:正しい手洗いの方法) - どんな食材も必ずしっかり加熱しましょう。
- 調理器具や食器を使用したあとは、よく洗って、しっかり乾燥させましょう。
スポンジやまな板だけでも、可能な限り離乳食専用のものを用意しましょう。 - 作り置きには気をつけましょう。調理した離乳食はすぐ食べることが基本です。
※すぐに食べない場合、冷蔵での保存は当日中、冷凍は1週間以内を目安に使い切ります。
作り置きした離乳食をあげるときには、再度加熱をしっかりしましょう。
離乳食のすすめ方(離乳初期)
離乳食のスタートから離乳中期にステップアップするまでのすすめ方を動画にいたしました。
本ページの内容と合わせてご活用ください。
なお、離乳食の食べさせ方や離乳中期(7~8か月頃)以降のすすめ方については、参考資料の「生後5か月からの離乳スタートガイド」及び「生後5か月からの「離乳スタートガイド」別添スケジュール」をご覧ください。
最後に・・・
離乳食を始めてみて、心配なことや分からないことがありましたら、1人で悩まずお気軽に保健センターまでお問合せください。
電話でのご相談については、各保健センターで随時受けております。
対面での個別相談をご希望の方は、各保健センターで実施しています「育児相談」(事前予約制)をご活用ください。
講習会形式をご希望の方は、「5~6か月児育児学級」(事前予約制)をご活用ください。
参考資料
生後5か月からの離乳スタートガイド(PDF:1,248KB)
生後5か月からの「離乳スタートガイド」別添スケジュール(PDF:3,291KB)
編集・発行:株式会社キャンサースキャン(厚生労働省 令和元年度子ども・子育て支援推進調査研究事業)
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お問い合わせ
このページは健康推進課 ※令和6年11月5日にすみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)へ移転しましたが担当しています。