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更新日:2018年3月30日
乳幼児期(生後から6歳くらい)は、目の発達にも重要な時期に当たります。この時期に目のピントが合っていない状態だと、視力や両眼視能力(立体的なものを見る力)がうまく発達しません。
異常の発見が早ければ早いほど治療は有効なため、目の異常を見逃さないためにも日々の観察が大切になります。
こどもの視力の発達について
生まれたばかりの赤ちゃんの目は、形はほぼ完成されていますが、視力は未熟で目の前がぼんやり見える程度です。
視力は、3か月で0.02から0.03、6か月で0.04から0.08、8か月で0.1程度、1歳で0.2程度に発達します。その後どんどん発達し、3歳半を過ぎると0.7から1.0になります。4歳で71%、5歳で83%の子どもの視力が1.0に達するといわれています。
公益財団法人日本視能訓練士協会制作「目の健康チェックシート」より引用
視力の異常を疑うこどものしぐさ
お子様に次のような状態やしぐさに心当たりがある場合は、視力の異常がある可能性があるため早めに眼科を受診されることをお勧めします。
- ひとみが白く見える、光って見える
- 目の大きさ、形がおかしい
- 目がゆれる
- めやに、涙が出る
- 目の位置がおかしい、ずれる
- まぶしがる
- 首を曲げたり、頭を傾けて見る
- 片方の目をかくすといやがる
- 片方の目をつむる
- 目を細めてみる
- テレビを前で見る
- 顔を横にしてテレビを見る
- まばたきがおおい
3歳児健診を受けましょう
目の異常の治療で大切なことは、異常を早く発見して早く治療を始めることです。
視力の発達期間を過ぎてから治療を始めても、視力の回復が期待できない場合があります。生後初めて視力を確認する機会となることが多い3歳児健診は目の異常の早期発見にとても重要です。うちの子は大丈夫と思っても、忙しくてても面倒がらずにぜひ健診を受けてください。
関連情報
目の健康チェックシート(監修)日本医師会、日本眼科医会(PDF:1,151KB)
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このページは健康推進課(令和6年11月5日 すみだ保健子育て総合センターへ移転します)が担当しています。