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更新日:2023年2月28日
概要
令和4年11月18日に国の文化審議会が開催され、墨田区立言問小学校の校舎及び講堂を登録有形文化財(建造物)に登録するよう文部科学大臣に答申されました。
その後、令和5年2月27日の官報告示をもって正式決定となり、これにより墨田区に所在する国登録有形文化財(建造物)は今回登録の2件を含めて4件となりました。
言問小学校の特徴
昭和11年(1936)に建てられた花柳街で栄えた向島にある現役の近代学校建築です。
校舎は鉄筋コンクリート造3階建て、校庭側に開放的で大きな窓を並べ、街路側の昇降口は高窓になっています。階段から上下階を見通せるなど機能的で進歩的な造りです。
講堂は鉄骨トラスで大空間を確保し、太い鉄骨柱など、震災復興の影響を見ることができます。水平性を強調した連窓(れんそう)など、校舎も含めてインターナショナルスタイルの平明な意匠です。
校舎
昭和11年(1936)建築の鉄筋コンクリート3階建ての校舎です。校庭に向かい開放的な大きな窓が並びます。
校舎の中央に位置する階段は上下階を同時に見通せる進歩的な造りです。
講堂
昭和11年(1936)建築の鉄筋コンクリート2階建ての講堂です。
天井は鉄骨トラスで大空間を確保し、両側にそびえる太い鉄骨柱など、震災復興の影響をみることができます。
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