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更新日:2023年4月28日
登録日
令和5年4月24日
概要
吉野家は小村井地域の旧家です。
主屋は、明治37年(1904)9月8日に建築されました。
主屋の特徴は、整形四間取の形式を踏襲しながら、土間が狭く、大黒柱の両側に太柱を配して居室部分を充実させており、明治時代に農家の要素が薄らぎ、都市の住宅形式が顕著に現れた遺構です。幾度かの改修を経ましたが、明治時代創建時の特徴を変えずに維持し続ける点は、住宅建築史上、貴重です。
表門は、昭和10年(1935)に明治通り開通に伴う土盛りと主屋の改修に際して新築されました。
形式は通常の木戸門ですが、規模が大きく、地域祭礼や盆行事、親族集合などの限られた行事に開ける伝統を守ることから、今後も維持されるべき建造物です。
非公開。
吉野家住宅主屋は明治37年(1904)建築の後、昭和10年(1935)に改修工事が行われました。この玄関部分もこの時に造られ、今日まで維持されてきました。
吉野家住宅表門は、明治通りが造られた昭和10年(1935)に新築されました。地域祭礼や盆行事など、限られた機会にしか開けない伝統を守ってきました。
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