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更新日:2024年11月14日
シェアハウスと聞くと、どんなイメージをお持ちだろうか。
留学生などが賃料の安さを理由に短期間だけ住むような場所とイメージされる方も多いのではないだろうか。
しかし、今どきのシェアハウスは、シェアメイトとの家族のようなつながりを求めたり、コミュニティ作りを学ぶきっかけにしたりと、何かしらの価値を感じて暮らす場所になっているようだ。
ということで第1回は、子育てもシェアするアットホームな雰囲気と、大家さん自ら住人のやりたいことを応援する仕組みも兼ね備えたシェアハウス「吉祥寺アンモナイツ」と「井の頭アンモナイツ」などを運営している株式会社Studio Tokyo West代表取締役 瀬川 翠さんにお話を伺った。
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2つのアンモナイツ
吉祥寺アンモナイツ(東京都武蔵野市吉祥寺東町)2016年オープン
吉祥寺駅(JR/井の頭線)徒歩10分
吉祥寺駅から吉祥寺アンモナイツまでは、サンロード商店街を抜けていくのだが、ここはまっすぐ帰る方が難しいほど誘惑だらけで、今風のおしゃれカフェから大衆居酒屋までそろっている。
さて、吉祥寺アンモナイツの間取りはLDK18畳+個室4部屋
主な特徴は、
・共用スペースの大きなキッチンと様々な調理器具
・プロジェクターで映画が観られる大きな革のソファ
・裸足でデッキに出られるバルコニー(ハーブ菜園付き)
など、「一人暮らしでは叶わなかった!」を売りにしているように、どれもみんなで使うからこそ値打ちがあるものばかり。なんだか毎日がお泊りパーティーみたいで楽しそうである。
もちろんプライベート空間もしっかり確保できる。
個室はカラオケボックス並みの防音になっており、夜にドライヤーや電話をしても問題ない。恋人ができても安心だ。
個室のDIYは原状回復なしでできる。自分好みにアレンジした愛着のある部屋でシェアメイト、そう「家族」とゆったり吉祥寺ライフを送れる空間となっているのだ。
井の頭アンモナイツ(東京都三鷹市井の頭一丁目)2018年オープン
三鷹台駅(京王井の頭線)徒歩6分
井の頭アンモナイツは、神田川沿いにあり、そこは郊外の良いところを凝縮したような静かで落ち着いているところ。日用品の買い物は駅前のスーパーマーケットやドラッグストアでできるし、繁華街に行きたいときは電車で5分もしない吉祥寺に行けば良いしと、暮らすのには困らない。
ここには単身世帯、夫婦世帯、子育て世帯(とキジトラ猫2匹)が暮らす多世代型シェアハウスで、大家の瀬川さんも暮らしている。
間取りは5世帯+LDK23畳+ワークスペース
入居者は25歳-35歳が多く、会社員とフリーランスが半々くらいで入居している。生活リズムの異なる人が暮らすとトラブルにならないのか気になるところだが、逆にお風呂の時間が被らないので問題ないそうだ。
原状回復なしでDIYができることと、防音がしっかりしているのは吉祥寺アンモナイツと同じだが、こちらの特徴は、子育て世帯も暮らせること。
子育てもシェアする暮らしは、従来の地域コミュニティに代わる新たな子育て世帯の共助プラットフォームになり、一晩ぐらいであれば誰かの部屋に子どもを預けて、パパとママが旅行に行っても大丈夫とのこと。住人の生活リズムが異なるのをうまく利用して、日中のお世話はママが担当、夜間のお世話は夜行性の瀬川さんが担当するなどしている。
3人いるお子さんは、色んな大人と関わることで、コミュニケーション能力が高く、いろいろな意見を言う人がいることを理解できる子に育っているそうだ。
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