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更新日:2023年7月10日
原因食品
クドア・セプテンプンクタータが多量に寄生したヒラメを生で食べることで起こります。
特徴
- クドア・セプテンプンクタータは、ヒラメに寄生することが知られています。
- クドア・セプテンプンクタータはクドア属の仲間ですが、その生態は、よく判っていません。クドア属は多毛類(ゴカイ)と魚類との間をいったりきたりして各々に寄生しているといわれています。しかし、ヒトなどのほ乳類には寄生しないようです。
症状
症状
主に一過性の下痢やおう吐を示し、軽症で、速やかに回復します。
発症までの時間
数時間程度
予防のポイント
- クドア・セプテンプンクタータは加熱又は冷凍により死滅するので、中心部まで十分加熱するか、-20℃で4時間以上冷凍することで食中毒を防ぐことができます。
(ヒラメは生で食べることが好まれますが、冷凍すると品質が低下することから、現在、冷凍以外の食中毒予防方法について、研究が進められています。また、生産地(養殖地)では、出荷前のモニタリング検査や飼育環境の洗浄化等が行われています。)
※ クドア・セプテンプンクタータによる食中毒の詳細は、下記のホームページを参照してください。
クドア・セプテンプンクタータによる食中毒(東京都保健医療局) (外部サイト)
「ヒラメを介したクドアの一種による食中毒Q&A」(農林水産省ホームページ)(外部サイト)
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