ページID:542994790
更新日:2011年11月1日
原因食品
生や加熱不十分な肉(ユッケ、牛レバ刺しなど)、結着等の加工処理を行った食肉(角切りステーキなど)が原因となります。また、汚染された井戸水や野菜が原因で、食中毒となった事例もあります。
特徴
- 牛などの腸管内に住んでいます。
- ヒトの健康に影響を与えるベロ毒素を産生します。
- 少量の菌で食中毒を起こします。
症状
症状
下痢、腹痛、発熱、おう吐などが主な症状です。特に、乳幼児・高齢者が感染すると重症化しやすく、溶血性尿毒症症候群(HUS)を起こし、死亡することもあります。
- 溶血性尿毒症症候群(HUS)
溶血性尿毒症症候群(HUS)とは、溶血性貧血、血小板減少、急性腎機能障害を主徴とする症候群を示すものです。HUSの初期には、顔色不良、乏尿、浮腫、意識障害などの症状が見られます。
発症までの時間
1日~14日(多くは3日~5日)
予防のポイント
- 生や加熱不十分な食肉は食べないようにし、よく加熱して食べましょう。(75℃で1分間以上加熱・目安として中心部まで、色が変わるくらいです。)
- 生肉に触れた器具類や手指は、十分に洗浄・消毒してから、次の作業に移りましょう。
- 焼肉や鍋物などは、自身の箸で生肉に触れないよう、専用の取り箸やトングを用意しましょう。
- 生野菜はよく洗ってから調理しましょう。
お問い合わせ
このページは生活衛生課 ※令和6年11月5日にすみだ保健子育て総合センター(横川5-7-4)へ移転しましたが担当しています。