墨田区青少年委員

　青少年委員は、墨田区教育委員会から委嘱され、家庭・学校・地域・行政のパイプ役として、青少年の健全育成活動のリーダーや青少年団体の活動を援助するグループワーカーの役割を担っています。
　開かれた学校づくり、青少年団体等との連携、青少年の余暇指導などを主な職務とし、学校支援を中心に青少年健全育成の振興に努め、学校や地域のパイプ役を担うことを目的としています。

1.昭和28年　東京都教育委員会の制度として発足
　昭和40年　区市町村に移管される。（墨田区青少年委員に関する規則）
2.青少年委員の性格
　・教育委員会から委嘱された指導者（特別職の非常勤公務員）
　・グループワーカー（青少年のグループや団体の活動を支援する。）
　・地域と行政のパイプ役（行政や関係機関の情報を団体等に提供し、要望等を行政や関係機関に反映する。）

　委員は各小学校の中から非常勤の特別職地方公務員たる身分により委嘱されています。委員の身分は概ね、墨田区青少年委員に関する規則により定められており、墨田区の青少年委員は1期2年間です。現在では各小学校から原則1名、少年団体から1名が選出され、計26名が活動しています。

　教育委員会事務局に置かれる非常勤公務員として、青少年の健全育成・余暇指導を行うとともに、社会教育行政における地域の要として、地域と行政のパイプ役や、青少年団体への助言や活動補佐などを行っています。具体的な活動内容は、「選出地域での個人活動」と「青少年委員協議会としての組織活動」に分かれています。

　選出地域での活動内容は各委員によって異なりますが、これらの活動の中には、行政や青少年団体が主催する事業への協力などもあります。そのような事業への対応や委員相互の情報交換、青少年委員協議会の主催事業の実行委員会などを定期的に開催しています。

　各中学校地区青少年育成委員会・PTA・子ども会などの運営や、実施する行事への参加協力を行っています。（バザー・フェスティバルなどの出店手伝い・子ども会イベントの手伝い・ペットボトルロケット制作指導）

　グループ活動のリーダーを育成する「サブ・リーダー講習会」での安全管理、「すみだまつり・こどもまつり」での子ども向け事業の企画・運営、「はたちのつどい」での誘導整理、子ども会活性化事業への協力を行っています。

　青少年委員は墨田区の子ども達のグループや団体活動をサポートし、学校・地域・行政のパイプ役を果たす役割を担っています。皆さん！あなたの地域の青少年委員は誰なのかご存知ですか？
　区内のグループや団体で、「サポートが必要！」と思ったら何でもご相談ください。