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更新日:2025年12月2日
墨田区では、令和6年4月からプラスチックの資源回収・リサイクルを実施しています。
このページの目次
1.「資源とごみの分け方・出し方」パンフレット
プラスチックの分別方法を記載した、「資源とごみの分け方・出し方」のパンフレットを以下に掲載しています。
2.プラスチック資源の回収日
2.1.回収頻度
週1回
2.2.回収場所・出す時間
回収日当日の朝8時までに集積所などの決められた場所に出してください。
※回収日の前日や回収した後には出さないでください。
2.3.各地域のプラスチック回収曜日(プラスチックの日)
モデル事業の検証結果を踏まえ、下表のとおり各地域のプラスチック回収曜日を設けさせていただきました。
| 対象地域 | プラスチックの日(週1回の回収曜日) |
|---|---|
両国 亀沢 石原 |
水曜日 |
太平 横川 菊川 |
土曜日 |
本所1・2丁目 吾妻橋 東駒形1・2丁目 |
木曜日 |
押上 京島 本所3・4丁目 |
月曜日 |
堤通2丁目 東向島4丁目 墨田 |
金曜日 |
立花 東墨田 文花2・3丁目 |
火曜日 |
お問い合わせ:なぜ、従来の資源の日に回収しないのですか?
回答:集積所などの排出スペースの問題と、リサイクルに適した品質のよいプラスチックの回収(他の資源が混合しない)を総合的に判断し、従来は回収を行っていない曜日でプラスチックの日を新たに設けることになりました。
関連情報
2.4.【集合住宅管理人様へ】食品トレー回収に使用していた黒ネットを引き続きお貸しできます
令和6年4月より食品トレーはプラスチック資源として、プラスチックの日に回収しています。このことに伴い、令和6年3月の食品トレー最終回収日をもって、回収に使用していた黒ネットの配布は終了とさせていただきます。
なお、プラスチック資源の排出の際に使用するなど、今後も使用をご希望の場合は、引き続きお貸しすることが可能です。ご希望の場合は すみだ清掃事務所分室(TEL:03-3613-2228)にお問合せください。
2.5.「プラスチックの日」に出すことが困難な集合住宅への対応について(特例回収)
資源・ごみは、回収日当日の朝8時までに決められた場所に出すことになっています。しかし、管理人等が常駐していないなどの理由から「プラスチックの日」に出せない集合住宅について、「1年を目途に管理人等をプラスチックの日に配置する」など、下記の条件を満たせば、敷地内の所定の場所に出していただき、対象地域の「プラスチックの日」に回収することができます。
詳しくは、すみだ清掃事務所分室(電話:03-3613-2228)までご相談ください。
条件
- 回収日の朝8時までに、敷地内の所定の場所にプラスチック資源を出すこと
- 上記1について居住者の同意を得ること
- プラスチック資源の排出場所について清掃事務所と協議すること
- 1年を目途に管理人等を配置し、回収日当日の朝8時までに決められた場所に出すこと
3.プラスチック資源の分け方
3.1.回収対象となるプラスチック
「安全」で「キレイ」な「概ね30センチ以内のプラスチック100%素材」を回収します。
※回収の対象となるものは、法律により、家庭から出されたプラスチックのみとなります。
※事業者から出されたプラスチックは回収できません。
回収対象の例
プラスチック製の包装や容器(プラマークが目安となります)
- 容器・キャップ類(例:弁当容器、ボトルキャップ)
- カップ・パック類(例:豆腐の容器、卵のパック)
- チューブ類(例:マヨネーズの容器、歯磨き粉の容器)
※使い切ってから軽くすすいでお出しください。半分に切るとすすぎやすくなります。 - トレー(皿型容器)類(食品トレー)
※これまで資源の日に出していた食品トレーは、今後プラスチックの日に出すことになります。 - 袋・ラップ類(例:レジ袋、菓子袋)
- 発砲スチロール類(例:緩衝材、プチプチ)
※緩衝材などは袋に入れたうえで砕くと飛び散らず出しやすくなります。
プラスチック製品(1辺が概ね30センチメートル以内で、プラスチック素材100%のもの)
- 文房具用品・おもちゃ(例:定規類、玩具ブロック)
- 収納用品・風呂・洗面用具(例:バケツ、歯ブラシ)
- 屋外用品(例:ちりとり、じょうろ)
- 台所用品(例:子ども用食器、ストロー)

よくあるお問い合わせ
令和6年4月以前に、燃やすごみ・資源として収集していた「プラスチック類」と「食品トレー」は、令和6年4月から「(資源)プラスチックの日」にまとめて出していただきます。
※ペットボトル(本体)の回収曜日は変わりません(従来通りの資源の日に回収します)。

3.2.プラスチック資源の分別方法(見分け方)
下記のフローチャートで判別ください。
「プラスチック資源として回収できないもの」が混入していないかご確認をお願いします。

4.プラスチック資源の出し方
- 汚れやにおいがあれば、残り水で軽くすすぐか汚れをふき取ったあと、中身の見える袋に入れて朝8時までに集積所などの決められた場所にお出しください。
※「プラスチック資源」として、全てまとめて1つの袋に入れてお出しください。 - 家庭から出す際は二重袋(小さい袋にいれたものを大きな袋に入れるなど)にせず出してください。
※回収したプラスチックは、全て袋を破いて中身を確認しています。円滑な確認作業にご協力をお願いします。
※集合住宅の管理人様が、居住者の小袋を大きな袋に入れて出すことは差し支えありません。

5.プラスチック資源として出せないもの(回収できないもの)
- 発火の危険があるもの(例:リチウムイオン電池内蔵のおもちゃ、モバイルバッテリー、加熱式たばこなど)
理由:運搬時やリサイクル施設での火災事故の原因となります。混入防止にご協力ください。
参考:【火災事故にご注意ください】小型充電式電池(リチウムイオン電池、ニカド電池、ニッケル水素電池)・モバイルバッテリー・二次電池内蔵の小型家電製品の適正な廃棄に関するご案内(墨田区)内
参考:混ぜて捨てないで!リチウムイオン電池!(東京都環境局)(外部サイト)
参考:リチウムイオン電池を含む電子機器を混ぜないで!(日本容器包装リサイクル協会)(外部サイト) - 怪我などの危険があるもの(例:シェーバー(刃付き)、カッターナイフ、刃物)
理由:安全な回収・リサイクル作業にご協力ください。 - 軽くすすいでも汚れが付着しているもの
理由:他のプラスチックにも汚れが広がり、それらはリサイクル対象外となります。
※汚れの目安:固形物や触って手につくほどのべたつき、辺り一面に充満するほどのにおい
※汚れがひどい場合は、今までどおり燃やすごみでお出しください。 - 在宅医療などで使用したもの
理由:衛生的に処理をするため、資源としては回収しません。 - プラスチック以外の素材を含む製品
理由:リサイクル対象外となります。 - ペットボトル(本体)
理由:リサイクルの方法が異なるため、別日の回収となります。 - 一辺の長さが概ね30cmを超えるもの
理由:粗大ごみ(有料・申込制)の対象となります。 - 紐・テープ・シート状のもの(例:ビデオテープ、レジャーシート、レインコート)
理由:リサイクル設備の故障原因となります。
※30cm四方に切断すれば出すことができます。 - 手で曲げられない程の厚さがあるもの(例:プラスチック製まな板)
理由:リサイクル設備の故障原因となります。 - 事業者から出されるプラスチック
理由:回収の対象となるものは、法律により、家庭から出されたプラスチックのみとなります。

6.事業概要
Q なぜやるの?どんな効果があるの?

プラスチックは私たちの日常に欠かせない素材ですが、プラスチック製品の生産から使用・廃棄までの過程では、多量の温室効果ガスが排出され、地球温暖化を加速させています。また、不適切に廃棄されたプラスチックが海洋汚染の原因となり、海洋生態系への大きな影響を及ぼしていることも憂慮されています。このため、「プラスチックの資源循環」を推進する取組の重要性が世界的に認識されています。
「プラスチックの資源循環」とは、プラスチック製品の生産から使用し終えて処理されるまでの一連の過程を人間の体の血液の流れのように捉え、使い捨てるのではなく再利用することを促進する考え方です。「動脈」では、プラスチック製品が生産され、我々の手元に届けられます。私たちはそれを使用し、「静脈」で廃棄物として処理されます。そのままでは、この一連の流れは一方通行となり、地球環境への負荷となります。
そこで重要なのが、「資源回収・リサイクル」による「再生」です。これにより「静脈」から「動脈」へとプラスチックは生まれ変わり、新たな製品として使われることができます。つまり、プラスチックの流れは一方通行ではなく、「資源循環」により人間の血液の流れと同じく循環するサイクルを描くことが可能です。
プラスチックの資源循環を推進することは温室効果ガスの削減に大きな意味を持ちます。プラスチック製品の製造や焼却は大量の温室効果ガスを排出しますが、プラスチックの資源循環はこれらの排出を抑制できます。令和3年度に墨田区が行った調査によると、プラスチックの資源回収・リサイクルにより、年間で2,650トンのプラスチック資源が回収でき、その結果、約2,854トンのCO2が削減できる見込みです。収集と運搬によるCO2排出量の増加を考慮した上でも、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる計算です。
プラスチックの資源回収・リサイクルの取組は、「地道」で「継続性」が求められるものです。しかし、区民の皆様一人一人が少しずつでも続けることで、大きな効果を生み出すことができます。将来世代に負担をかけない「環境にやさしい持続可能な“すみだ”」を実現していくために、さらなるリサイクルへのご協力をお願いします。
なお、事業所から出されるプラスチックは、取り扱いが異なりますので、こちらをご参照ください。
7.プラスチック資源回収実績
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 回収量 | 176,560 kg | 182,050 kg | 166,410 kg | 179,560 kg | 164,720 kg | 169,980 kg | 172,300 kg | 1,211,580 kg |
| 残渣量 | 5,278 kg | 5,206 kg | 5,437 kg | 6,263 kg | 5,643 kg | 5,650 kg | 8,905 kg | 42,382 kg |
| 残渣率 | 3.0% | 2.9% | 3.3% | 3.5% | 3.4% | 3.3% | 5.2% | 3.5% |
※残渣量:回収したプラスチック資源に含まれる不適合物の量
| 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 1月 | 2月 | 3月 | 合計 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 回収量 | 147,900 kg | 180,700 kg | 166,480 kg | 180,320 kg | 175,230 kg | 161,060 kg | 175,750 kg | 168,110 kg | 173,100 kg | 185,660 kg | 153,290 kg | 172,500 kg | 2,040,100 kg |
| 残渣量 | 8,995 kg | 14,494 kg | 12,808 kg | 11,217 kg | 10,352 kg | 5,240 kg | 11,072 kg | 9,918 kg | 8,455 kg | 7,524 kg | 4,984 kg | 7,207 kg | 112,266 kg |
| 残渣率 | 6.1% | 8.0% | 7.7% | 6.2% | 5.9% | 3.3% | 6.3% | 5.9% | 4.9% | 4.1% | 3.3% | 4.2% | 5.5% |
※残渣量:回収したプラスチック資源に含まれる不適合物の量
8.資料集
事業開始時の周知資料などを以下に掲載しています。

本格実施周知チラシ(表紙)
周知チラシ
日本語版
本格実施周知チラシ(PDF:5,050KB)
本格実施周知チラシ(掲示用:表紙のみ)(PDF:420KB)
本格実施周知チラシ(分別案内用:中面のみ)(PDF:3,163KB)
本チラシは、令和6年2月中旬~下旬に全戸配布しました。
外国語版
Q&A(質問と回答)
質問と回答(令和6年6月5日更新)(PDF:29KB)
モデル事業で頂いた質問と回答を掲載しています。
説明会資料
住民説明会資料(PDF:1,053KB)
本格実施に向けた住民説明会で配布した資料となります。
指定会場における住民説明会は令和3月7日をもって終了しました。今後、個別のご相談や出張説明会のご要望等は すみだ清掃事務所(TEL:03-5608-6922)にお問合せください。
事業実施に関するアンケート結果(概要)について
アンケート結果(PDF:59KB)
令和6年1月9日~3月31日に実施したアンケート結果の概要になります。
動画で見る『プラスチックの資源回収・リサイクルの取り組み』
問合せ先
本事業全般に関すること
すみだ清掃事務所 管理・計画調整係 電話:03-5608-6922
収集作業・分別方法に関すること
すみだ清掃事務所(分室) 電話:03-3613-2228
関連リンク
お問い合わせ
このページはすみだ清掃事務所が担当しています。
