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更新日:2023年7月13日
「やかん」や「水筒」などの金属製容器に酸性飲料を入れて摂取することで、食中毒が発生することがあります。金属製容器を使用する際には、次のことをに注意しましょう。
金属製容器による食中毒事例
古くなった金属製の容器に粉末清涼飲料水を溶かし保管したものを飲んだことにより、金属の溶出に伴う食中毒事例が発生しました。
原因
アルミニウムや銅、鉄など、金属で作られた容器や調理器具に傷が付いていたり、「酸性飲料」を長時間保管するなどの誤った方法で使用したりすると、金属成分が食品や飲み物中に過剰に溶け出すことがあります。その結果、金属成分による食中毒症状を呈したと考えられます。
酸性飲料とは
炭酸飲料、乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料などの炭酸、乳酸、ビタミンC、クエン酸(柑橘類を始めとする果物に多く含まれます。)を多く含む飲み物は、酸性度が高くなります。
金属製容器を使用する際の注意点
金属製容器(水筒、やかんなど)を使用する際は、次のことに注意しましょう。
- 食品が接触する容器の内部にサビやキズがないか確認すること
- 酸性の飲み物(炭酸飲料、乳酸菌飲料、果汁飲料、スポーツ飲料など)を長時間、金属製の容器に保管しないこと
- 古くなった容器は、定期的に新しいものに交換すること
- 取り扱う食品の表示及び注意喚起を確認し、使用すること
【東京都食品安全FAQ】金属製の水筒に飲み物を入れる際の注意点はありますか?(外部サイト)
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