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ご家庭の省エネ

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更新日:2019年5月9日

 墨田区の温室効果ガス排出量のうち、家庭部門からの排出は約25%を占めています。区民一人ひとりが省エネを心がけ、地球にやさしい生活をすることが、今求められています。
 一口に省エネといっても、その取組みは様々ですが、代表的なものをご紹介します。できることから一歩ずつ、省エネ生活をはじめてみませんか。

ご家庭でできる省エネについて紹介しています。

建物の省エネ

 建物の断熱性能を高めるためには、天井や壁、床の断熱改修のほか、窓ガラスの複層ガラスへの交換、内窓の設置などが有効です。また、夏の熱の入り込みを防ぐには、屋根や外壁に、高反射率塗料や熱交換塗装を塗布する方法があります。
 上記の改修工事を行う場合、地球温暖化防止設備導入助成制度をご利用いただけます。助成には要件がありますので、必ず着工前に確認してください。
 そのほか、リフォームに伴う耐震改修や段差の解消等の補助制度もありますのであわせてご検討ください。

再生可能エネルギーの活用

 太陽光発電システムは、太陽の光エネルギーを電気に変換して利用します。ご家庭での昼間の電気を賄うことができるほか、家庭用蓄電システムと組み合わせることで、昼間に貯めた電気を夜間に使うこともできます。
 太陽熱利用システムは、太陽の熱エネルギーを給湯や暖房に利用するものです。比較的少ない面積でも設置ができます。
 これらのシステムの導入にあたっては、地球温暖化防止設備導入助成制度をご利用いただけます。助成には要件がありますので、必ず着工前に確認してください。

燃料電池発電給湯器の設置

 燃料電池発電給湯器(エネファーム)はガスから取り出した水素を空気中の酸素と化学反応させて発電し、発電の時に発生する熱を利用しお湯をつくります。燃料電池発電給湯器(エネファーム)の設置については、地球温暖化防止設備導入助成制度をご利用いただけます。助成には要件がありますので、必ず着工前に確認してください。

照明の交換

 ご家庭での消費電力量の約2割を占めるのが、照明です。白熱電球を電球型蛍光灯やLED電球に換えることで、消費電力を4分の1から6分の1に抑えることができます。また、ご家庭や集合住宅の共用部分に設置されている直管型蛍光灯照明器具を直管型LED照明器具へ交換工事をお考えの場合は、地球温暖化防止設備導入助成制度をご利用いただけます。助成には要件がありますので、必ず着工前に確認してください。

※直管型蛍光灯照明器具のランプを直管型LEDランプに取り替える場合は、安定器の撤去などの工事が必要です。また長期間使用している照明器具については、器具の劣化の恐れがあるため、区では器具の交換をおすすめしています。直管LEDランプの取付方法について、詳しくは、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。一般社団法人日本照明工業会(外部サイト)のサイトをご覧ください。

既設蛍光灯から直管型LEDへの交換による省エネ効果

 平成28年度に区の助成制度を活用して既設蛍光灯から直管型LEDへの交換工事を行った29件の省エネ効果は次のとおりです(設置翌日から平成29年3月までで試算しています)。

  • 集合住宅29件:110箇所(消費電力で直管LEDの方が平均50%消費電力が減少)
  • 消費電力削減効果:1,718.8583kWh
  • CO2削減効果:8,594.2915kg-CO2(杉の木の年間CO2吸収量で約613本分)

 集合住宅の共用部分では、駐車場や駐輪場などほぼ1日中点灯している場所もありますので、LED照明への交換は効果的です。ご家庭では全体の電気消費量のうちで照明が占める部分は小さいですが、その積み重ねが大きな力となり省エネ・節電につながります。

LED導入後アンケート

 共用部分へLED照明器具を導入した集合住宅に対して実施したアンケート結果です。

家電製品(冷蔵庫・エアコンなど)の買い替え

 冷蔵庫やエアコンは、家庭での消費電力の大きい家電製品です。買い替えの際は、統一省エネラベル(家電の省エネ性能を5つ星から1つ星の5段階で表示したもの)を参考に、なるべく省エネ性能の高い製品を選びましょう。なお、外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。省エネ製品買換ナビゲーション「しんきゅうさん」(外部サイト)では、今使っている製品と購入予定の製品との省エネ性能の比較をすることができます。

屋上緑化や壁面緑化の設置

 建物の屋上や壁面を緑化することで、建物の断熱性能を高め、冷暖房にかかるエネルギー消費を抑えることができます。また夏場に「緑のカーテン」を設置すると、強い日差しを遮ることもでき、省エネにつながります。屋上緑化・壁面緑化などをお考えの場合、屋上緑化助成制度壁面緑化助成制度がご利用いただけます。助成には要件がありますので、必ず着工前に確認してください。

雨水タンクの設置

 建物の屋根に降った雨を貯留槽(タンク)に貯めておくと、植物への散水などの雑用水として利用でき、資源の有効活用となります。また、マンホール等から下水が逆流するいわゆる「都市型洪水」の防止にも役立ちます。雨水タンクを設置する場合、雨水利用促進助成制度がご利用いただけます。助成には要件がありますので、必ず着工前に確認してください。

関連リンク

 低炭素社会を実現するための知恵をみんなでシェアして、低炭素アクションを実践しましょう。

東京都の環境施策についてはこちらをご覧ください。

省エネ・エコライフの情報サイトです。

今使っている製品と買い換えたい製品との省エネ性能の比較がカンタンにできます。

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このページは環境保全課が担当しています。