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更新日:2024年10月31日
昨今、レジオネラ属菌を原因とするレジオネラ症が多く報告され、感染者の死亡も確認されています。冷却塔(クーリングタワー)の冷却水を発生源とするレジオネラ症を予防するためには、設備の適切な衛生管理が必要となります。
レジオネラ症とは
レジオネラ症は、レジオネラ属菌という細菌を吸入することによって肺炎や熱性疾患が引き起こされる感染症で、乳幼児や高齢者、病人など抵抗力の低下している人がかかりやすい傾向があります。
レジオネラ属菌の感染源のひとつとして、菌に汚染された水、特にエアロゾル(霧状の水)を発生させる空調用の冷却塔が指摘されています。
保健所が行った調査では、冷却塔の約8割で、レジオネラ属菌が検出されました(平成20年度実施)。
冷却塔の衛生管理
レジオネラ症を予防するためには、冷却水中のレジオネラ属菌の増殖を抑えることが重要です。
* 冷却水に殺菌剤等を継続的に添加する。
* 月1回程度、冷却塔の点検、清掃を行う。
* 冷却塔の使用開始時及び終了時には殺菌剤を用いた化学的洗浄を行う。
* 定期的にレジオネラ属菌検査を行う。
* 冷却水管の清掃を年1回実施する。
問い合わせ
墨田区保健所
生活衛生課生活環境係
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