ページID:996843332
更新日:2026年3月5日
今月号のすみエコの執筆者は、門倉委員です。
テーマは、「桜のエコロジー」です。
桜のエコロジー
今月のエココラムはこれからの季節の主役、桜について。
桜って実はとてもエコロジーな植物なんです。
葉っぱ、花、幹等々むかしから今日まで多方面で活用している優れた樹木。
まずは皆様ご存じの桜餅から。
墨田区民なら一度は聞いたり味わったりしたことある有名な桜餅、
あの桜餅になくてはならないのが包む葉っぱですね。
あの葉っぱは大島桜という品種の葉を塩漬したものです。
香りよく、風味があり桜餅の乾燥を防ぎ、質を落とさないよう工夫されたまさにエコロジー
昔の人の知恵ですね。
次は桜湯です。江戸中期頃から始まった慣習でお祝いの席、おめでたい場で飲まれてきました。
塩漬した花を浮かべた湯のみからはほんのり桜の香りが漂い上品で見た目も麗しいです。
現代でもきちんと伝わっているところが素敵ですね。
次に紹介するのは桜の樹皮です。なんと漢方薬として用いられています。
桜皮と呼ばれ古くから民間療法として応用されてきました。
今日では女性特有のがん予防にもなるとか。
そして最後、山桜の樹皮を使った茶筒は見事な工芸品です。
抗菌に優れ深い味わいある表面と艶、お見事ですね。
茶筒は桜を愛する日本人の匠の知恵から生み出された技の結晶。
今年のお花見の際、桜の木を眺めながらちょっと桜エコロジーを思い出してくだされば幸いです。

ソメイヨシノ
参考文献
お問い合わせ
このページは環境政策課が担当しています。
