進化を続ける、墨田区の食品衛生に関する普及啓発活動
「もっと伝わるために あきらめないこと」がキーワード、で賞

生活衛生課 (左)高橋さん(右)中谷さん

ワークショップ「君だけのアニサキスボールペンづくり」の様子

”すみだこ”の部屋 ホームページ
墨田区生活衛生課食品衛生係は、飲食店、菓子製造、魚介類販売など食品衛生に関連する事業者への許可やチェック、普及啓発をすることで、食中毒等の食品衛生に関わる事故を防ぐことを主な役割としています。また、事業者指導で培った食品衛生管理のノウハウは、一般家庭でも活かすことができるため、区民の皆さんへの普及啓発にも活かしています。 一般消費者の皆さんに向けて、区公式ホームページで、消費者向け啓発ページ「すみだこの部屋」を開設し、区民の皆さんにも親しみや、関心につなげる工夫を続けています。また、様々な啓発チラシを町会・自治会の回覧板や掲示板をはじめ、公共施設等で配架しています。 この活動に興味を持ってもらうことを大切しているために、食品衛生キャラクター「すみだこ」は、職員が手づくりで誕生させました。キャラクターを活用することで、SNSでの発信や紙面づくり、イベントのパネル展示等でビジュアルもソフトになりますし、わかりやすく、親しみやすい語り口で伝えることもできます!! さらに、わくわくする、楽しげなノベルティグッズづくりを通じて、お子さんたちに興味をもってもらえることで、その家族間の会話がはずんでいるのが、とても微笑ましい瞬間です。 また、6月に実施した「君だけのアニサキスボールペンづくり」も、インパクトのある企画でした。 参加者の目の前で、魚を捌いて実際にアニサキスを取り出してもらい、オリジナルボールペンの中に入れ込んでしまうというもの。区役所の講座なのに、「こんなにリアルな内容で良いの?」「タイトルが、強烈過ぎない?」との心配もあったようですが、とても反響が大きく、企画した職員の皆さんも驚いていました。 普及啓発活動にあたっては、「区民の皆さんに伝わっているだろうか?」「そのためにもっと工夫できることはないだろうか?」と、熱い想いをもって、常に試行錯誤を続けています。 「これも!すみだのシティプロモーション」ですよね! |
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1. 職員の手づくりで食品衛生キャラクター「すみだこ」を誕生させ、10年以上も組織として着実に進化させてきたこと。 |
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2. 「区民の皆さんに伝わっているだろうか」、「そのためにもっと工夫できることはないだろうか」と、熱い想いをもって、常に試行錯誤を続ける中で、自由な発想でインパクトのある企画に結びつけたこと。 |
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職員報ひろば2024年10号「組織として、進化を続ける 食品衛生係の普及啓発活動」取材記事(PDF:3,101KB)
【消費者の方へ】“すみだこ”の部屋
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