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プラスチックの資源回収・リサイクルがはじまりました

ページID:530031098

更新日:2024年9月13日

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Q なぜやるの?どんな効果があるの?

 プラスチックは私たちの日常に欠かせない素材ですが、プラスチック製品の生産から使用・廃棄までの過程では、多量の温室効果ガスが排出され、地球温暖化を加速させています。また、不適切に廃棄されたプラスチックが海洋汚染の原因となり、海洋生態系への大きな影響を及ぼしていることも憂慮されています。このため、「プラスチックの資源循環」を推進する取組の重要性が世界的に認識されています。
 「プラスチックの資源循環」とは、プラスチック製品の生産から使用し終えて処理されるまでの一連の過程を人間の体の血液の流れのように捉え、使い捨てるのではなく再利用することを促進する考え方です。「動脈」では、プラスチック製品が生産され、我々の手元に届けられます。私たちはそれを使用し、「静脈」で廃棄物として処理されます。そのままでは、この一連の流れは一方通行となり、地球環境への負荷となります。
 そこで重要なのが、「資源回収・リサイクル」による「再生」です。これにより「静脈」から「動脈」へとプラスチックは生まれ変わり、新たな製品として使われることができます。つまり、プラスチックの流れは一方通行ではなく、「資源循環」により人間の血液の流れと同じく循環するサイクルを描くことが可能です。

 プラスチックの資源循環を推進することは温室効果ガスの削減に大きな意味を持ちます。プラスチック製品の製造や焼却は大量の温室効果ガスを排出しますが、プラスチックの資源循環はこれらの排出を抑制できます。令和3年度に墨田区が行った調査によると、プラスチックの資源回収・リサイクルにより、年間で2,650トンのプラスチック資源が回収でき、その結果、約2,854トンのCO2が削減できる見込みです。収集と運搬によるCO2排出量の増加を考慮した上でも、温室効果ガスの排出量を大幅に削減できる計算です。
 プラスチックの資源回収・リサイクルの取組は、「地道」で「継続性」が求められるものです。しかし、区民の皆様一人一人が少しずつでも続けることで、大きな効果を生み出すことができます。将来世代に負担をかけない「環境にやさしい持続可能な“すみだ”」を実現していくために、さらなるリサイクルへのご協力をお願いします。
 なお、事業所から出されるプラスチックは、取り扱いが異なりますので、こちらをご参照ください。

新着情報

このページの目次

【事業概要】新しいプラスチックの出し方

動画で見る『プラスチックの資源回収・リサイクルの取り組み』

概要

現在、燃やすごみ・資源として収集している「プラスチック類」と「食品トレー」を、新たに設定する『(資源)プラスチックの日」にまとめて出していただきます。
注意1:食品トレーの出し方・回収曜日が変わります。
注意2:ペットボトル(本体)の回収曜日は変わりません(現行の資源の日に回収します)。

分別ルール

開始時期

令和6年4月から区内全域で回収開始(本格実施)
※令和5年10月からモデル事業にご協力いただいている地域の皆様は、このまま本格実施に移行となります。

回収頻度

週1回 
※現在収集のない曜日の1日を『(資源)プラスチックの日』として設定します。

各地域のプラスチック回収曜日(プラスチックの日)

モデル事業の検証結果を踏まえ、下表のとおり各地域のプラスチック回収曜日を設けさせていただきました。

対象地域 資源:プラスチックの日(週1回回収)

両国 亀沢 石原 横網
千歳 緑 立川

水曜日(令和6年4月3日から回収開始)

太平 横川 菊川
江東橋 錦糸

土曜日(令和6年4月6日から回収開始)

本所1・2丁目 吾妻橋 東駒形1・2丁目 
向島 東向島1・2・3丁目 堤通1丁目

木曜日(令和6年4月4日から回収開始)

押上 京島 本所3・4丁目 東駒形3・4丁目 
業平 文花1丁目

月曜日(令和6年4月1日から回収開始)

堤通2丁目 東向島4丁目 墨田
東向島5・6丁目 八広6丁目

金曜日(令和6年4月5日から回収開始)

立花 東墨田 文花2・3丁目 
八広1・2・3・4・5丁目

火曜日(令和6年4月2日から回収開始)

Q なぜ、従来の資源の日に回収しないのですか?

A 集積所などの排出スペースの問題と、リサイクルに適した品質のよいプラスチックの回収(他の資源が混合しない)を総合的に判断し、現在回収を行っていない曜日にプラスチックの日を新たに設けることになりました。皆様のご理解とご協力をお願いします。

回収場所・出す時間

回収日当日の朝8時までに集積所などの決められた場所に出してください。
※回収日の前日や回収した後には出さないでください。

回収対象となるプラスチック

”安全” ”キレイ””概ね30センチ以内のプラスチック100%素材”を回収します。
※回収の対象となるものは、法律により、家庭から出されたプラスチックのみとなります。
 事業者から出されたプラスチックは回収できません。
※詳細は「プラスチック資源の分け方・出し方」でご確認ください。

その他関連情報

【集合住宅管理人様へ】食品トレー回収に使用していた黒ネットを引き続きお貸しできます

令和6年4月より食品トレーはプラスチック資源として、プラスチックの日に回収することとなります。このことに伴い、3月の食品トレー最終回収日をもって、回収に使用していた黒ネットの配布は終了とさせていただきます。
なお、プラスチック資源の排出の際に使用するなど、今後も使用をご希望の場合は、引き続きお貸しすることが可能です。ご希望の場合は すみだ清掃事務所分室(TEL:03-3613-2228)にお問合せください。

「プラスチックの日」に出すことが困難な集合住宅への対応について(特例回収)

資源・ごみは、回収日当日の朝8時までに決められた場所に出すことになっています。しかし、管理人等が常駐していないなどの理由から「プラスチックの日」に出せない集合住宅について、「1年を目途に管理人等をプラスチックの日に配置する」など、下記の条件を満たせば、敷地内の所定の場所に出していただき、対象地域の「プラスチックの日」に回収することができます。
詳しくは、すみだ清掃事務所分室(電話:03-3613-2228)までご相談ください。
(条件)
1. 回収日の朝8時までに、敷地内の所定の場所にプラスチック資源を出すこと
2. 上記1について居住者の同意を得ること
3. プラスチック資源の排出場所について清掃事務所と協議すること
4. 1年を目途に管理人等を配置し、回収日当日の朝8時までに決められた場所に出すこと 

出張説明会等のご相談について

指定会場における住民説明会は3月7日をもって終了しました。今後、個別のご相談や出張説明会のご要望等は すみだ清掃事務所(TEL:03-5608-6922)にお問合せください。

※本格実施の住民説明会で配布した資料となります。

冊子「資源とごみの分け方・出し方」について

プラスチックの分別方法を記載した、令和6年4月からの「資源とごみの分け方・出し方」はこちらからご確認できます。

プラスチック資源の分け方・出し方

こちらのダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(PDF:5,050KB)も併せてご確認ください。

回収対象となるプラスチック

”安全””キレイ””プラスチック100%素材”が回収対象となります。
≪回収対象の例≫
●プラスチック製の包装や容器(プラマークが目安となります)
 ◎容器・キャップ類(例:弁当容器、ボトルキャップ)
 ◎カップ・パック類(例:豆腐の容器、卵のパック)
 ◎チューブ類(例:マヨネーズの容器、歯磨き粉の容器)
  ※使い切ってから軽くすすいでお出しください。
   半分に切るとすすぎやすくなります。
 ◎トレー(皿型容器)類(食品トレー)
  ※これまで資源の日に出していた食品トレーは、
   今後プラスチックの日に出すことになります。
 ◎袋・ラップ類(例:レジ袋、菓子袋)
 ◎発砲スチロール類(例:緩衝材、プチプチ)
  ※緩衝材などは袋に入れたうえで砕くと
   飛び散らず出しやすくなります。
●プラスチック製品(1辺が概ね30センチメートル以内で、プラスチック素材100%のもの)
 ◎文房具用品・おもちゃ(例:定規類、玩具ブロック)
 ◎収納用品・風呂・洗面用具(例:バケツ、歯ブラシ)
 ◎屋外用品(例:ちりとり、じょうろ)
 ◎台所用品(例:子ども用食器、ストロー)

プラスチック資源の分別方法(見分け方)

下記のフローチャートで判別ください。
「プラスチック資源として回収できないもの」が混入していないかご確認をお願いします。

分別方法(見分け方)

プラスチック資源の出し方

●汚れやにおいがあれば、残り水で軽くすすぐか汚れをふき取ったあと、中身の見える袋に入れて朝8時までに集積所などの決められた場所にお出しください。
 ※「プラスチック資源」として、全てまとめて1つの袋に入れてお出しください。
●家庭から出す際は二重袋(小さい袋にいれたものを大きな袋に入れるなど)にせず出してください。
 ※回収したプラスチックは、全て袋を破いて中身を確認しています。円滑な確認作業にご協力をお願いします。
 ※集合住宅の管理人様が、居住者の小袋を大きな袋に入れて出すことは差し支えありません。

プラスチック資源として出せないもの(回収できないもの)

●発火の危険があるもの(例:リチウムイオン電池内蔵のおもちゃ、モバイルバッテリー、加熱式たばこなど)
理由:運搬時やリサイクル施設での火災事故の原因となります。混入防止にご協力ください。
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。参考:混ぜて捨てないで!リチウムイオン電池!(東京都環境局)(外部サイト)
外部サイトへリンク 新規ウインドウで開きます。参考:リチウムイオン電池を含む電子機器を混ぜないで!(日本容器包装リサイクル協会)(外部サイト)
●怪我などの危険があるもの(例:シェーバー(刃付き)、カッターナイフ、刃物)
理由:安全な回収・リサイクル作業にご協力ください。
●軽くすすいでも汚れが付着しているもの
理由:他のプラスチックにも汚れが広がり、それらはリサイクル対象外となります。
※汚れの目安:固形物や触って手につくほどのべたつき、辺り一面に充満するほどのにおい
※汚れがひどい場合は、今までどおり燃やすごみでお出しください。
●在宅医療などで使用したもの
理由:衛生的に処理をするため、資源としては回収しません。
●プラスチック以外の素材を含む製品
理由:リサイクル対象外となります。
●ペットボトル(本体)
理由:リサイクルの方法が異なるため、別日の回収となります。
●一辺の長さが概ね30cmを超えるもの
理由:粗大ごみ(有料・申込制)の対象となります。
●紐・テープ・シート状のもの(例:ビデオテープ、レジャーシート、レインコート)
理由:リサイクル設備の故障原因となります。
※30cm四方に切断すれば出すことができます。
●手で曲げられない程の厚さがあるもの(例:プラスチック製まな板)
理由:リサイクル設備の故障原因となります。
●事業者から出されるプラスチック
理由:回収の対象となるものは、法律により、家庭から出されたプラスチックのみとなります

資料集

プラスチック資源回収実績

  4月 5月 6月 7月 8月 合計
回収量 147,900 kg 180,650 kg 166,480 kg 180,320 kg 175,230 kg 850,580 kg
残渣量 8,995 kg 14,494 kg 12,808 kg 11,217 kg 10,352 kg 57,866 kg
残渣率 6.1% 8.0% 7.7% 6.2% 5.9% 6.8%

※残渣量:回収したプラスチック資源に含まれる不適合物の量

周知チラシ

日本語版

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(PDF:5,050KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(掲示用:表紙のみ)(PDF:420KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(分別案内用:中面のみ)(PDF:3,163KB)
 ※令和6年2月中旬~下旬に本チラシを全戸配布する予定です。

外国語版

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(英語版)(PDF:1,208KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(中国語版)(PDF:1,334KB)
ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。本格実施周知チラシ(韓国語版)(PDF:1,225KB)

Q&A(質問と回答)

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。質問と回答(令和6年6月5日更新)(PDF:29KB)
 ※モデル事業で頂いた質問と回答を掲載しています。

説明会資料

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。住民説明会資料(PDF:1,053KB)
 ※本格実施に向けた住民説明会で配布した資料となります。

事業実施に関するアンケート結果(概要)について

ダウンロードのリンク 新規ウインドウで開きます。アンケート結果(PDF:59KB)
 ※令和6年1月9日~3月31日に実施したアンケート結果の概要になります。

【令和5年10月~】モデル実施について

実施内容と目的

モデル地区にお住いの方は、令和5年10月からプラスチックを資源として出していただきます。
区はモデル期間中の検証結果を踏まえ、令和6年4月からの本格実施を見据えた収集体制の構築と普及啓発活動を行うとともに、頂いた意見やご要望について検証を行い、本格実施時の回収に反映していきます。

モデル地区

資源物:プラスチックの日(週1回)

墨田4丁目・5丁目 金曜日(令和5年10月6日から回収開始)

菊川1丁目・2丁目・3丁目

土曜日(令和5年10月7日から回収開始)
向島1丁目・2丁目・3丁目 木曜日(令和5年10月5日から回収開始)
立花4丁目・5丁目・6丁目 火曜日(令和5年10月3日から回収開始)
亀沢1丁目・2丁目・3丁目・4丁目 水曜日(令和5年10月4日から回収開始)
業平1丁目・2丁目・3丁目・4丁目 月曜日(令和5年10月2日から回収開始)

モデル事業の対象となる地区は、収集条件や検証項目等を考慮し、以下の地区を選定させていただきました。
モデル地区にお住いの方は、令和5年10月から「プラスチック類」と「食品トレー」を『プラスチックの日』に資源物としてまとめて出していただきます。

周知チラシ等(ご自由にお使いください)

日本語版チラシ
外国語版チラシ

問合せ先

本事業全般に関すること

すみだ清掃事務所 管理・計画調整係 電話:03-5608-6922

収集作業・分別方法に関すること

すみだ清掃事務所(分室) 電話:03-3613-2228

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