「これからシルバー応援フェスタ」に対話型AIキャラクターシステム登場！【令和7年11月18日】

全国初となる革新的取組を公開

　墨田区のシルバー人材センターでは、高齢者の就労支援に革新的なシステムを導入します。11月25日（火）、すみだリバーサイドホール（区役所併設）で開催される「これからシルバー応援フェスタ」において、全国のシルバー人材センターとして初となる対話型AIキャラクターによる入会説明デモを公開します。
　この画期的なシステムは、今年10月から当センターにて既に稼働しており、高齢者施設での日常会話や地域の求人情報の案内など、会員登録のサポートや仕事のリコメンドとして活用されています。本システムを利用することで、案内業務の効率化と均質化を行い、より精度の高い就労マッチングに寄与します。今回のフェスタでは追加機能として、従来、仮登録後月2回開催の入会説明会のいずれかへの出席が必要だった会員登録プロセスを、AIキャラクターが職員に代わって説明を行い、仮登録即日で本登録まで完了できるシステムをデモンストレーションします。
　またフェスタ当日は、下町地区で根強い人気を誇るタレントの毒蝮三太夫氏による「まむし流こころとからだの健康法」講演会や、動作確認測定会など様々なイベントが予定されており、働く意欲のある60歳以上の方々にとって、健康と就労の両面からも、とても充実した内容となっています。
　高齢化社会における就労支援の新たなモデルケースとなる可能性を秘めたこの取組は、テクノロジーを活用した高齢者支援の先進事例として注目されています。人手不足が深刻化する中、高齢者の豊富な経験と知識を社会に還元する新しい仕組みづくりの最前線をぜひご取材ください。