災害時におけるキッチンカーによる物資の 供給等に関する協定を締結【令和7年6月2日】

どんなときにも暖かい食事を。

　区はこのたび、一般社団法人日本キッチンカー経営審議会と、「災害時におけるキッチンカーによる物資の供給等に関する協定」を締結しました。
　本協定は、災害が発生した時に、避難所等で迅速かつ柔軟な食料提供ができる体制の確保を目的として締結されました。移動型の飲食提供手段であるキッチンカーの活用により、衛生的な環境で調理されたできたての温かい食事をいつでも避難者に届けることができるため、避難生活の質の向上と心身のケアにつながります。食事の質の確保は、昨年 12 月に改定された国の「避難生活の支援に関する指針」でも重要視されているものです。今回の協定締結は、区にとって、官民連携による支援体制の強化として、非常に意義深いものとなっております。
　締結にあたり山本区長は、「これまで本区では、墨田区商店街連合会等と『災害時における応急物資の優先供給等に関する協定』を締結し、食料の調達等に関して様々な連携を進めてきた。今回の協定で、区民の皆様に対し、より実効性の高い支援ができるようになった。」とコメントしています。
　今後は、連携訓練などを通じて、本協定の内容を区民へ広く周知していく予定です。
　区はこれからも、区民の皆様が安心して生活できる「すみだ」をめざし、地域や事業者などとの連携体制を強化していきますので、今後の取組みについてもぜひご注目ください。