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更新日:2025年6月13日
向島エリアで、「梅雨の季節の風物詩」をご覧あれ
梅雨の季節、しっとりとした雨に濡れながらも、ひときわ目を引く美しい花を咲かせるのがアジサイです。都立向島百花園(墨田区東向島3-18-3)では、雨の季節がやってきたことを知らせるかのように、たくさんのアジサイたちが傘を開き始めました。
中でも、白く輝くガクアジサイである『墨田の花火』は、中心部の青く小さな両性花を囲むように、装飾花と呼ばれる大きな萼片が放射状に広がっています。白く縁取られた八重咲きの装飾花は、まるで打ち上げ花火がパッと開いた瞬間を切り取ったかのよう。日本の伝統的な美意識を感じさせるその優雅な佇まいは、見る人の心を癒してくれます。
また同園では、『墨田の花火』のほか、『ホンアジサイ』『黒姫』『鉢伏せてまり』などといった、江戸時代から続く色形さまざまな品種を楽しむことができます。
さらに、ガクアジサイの一種である『アマチャ』の葉を蒸して揉み、乾燥させた茶葉を煎じたお茶も販売しています。このお茶は砂糖の数百倍といわれるほどの強い甘みがありつつ、後味は透き通るようにすっきりしており、何とも心落ち着く一品となっています。
来月26日には、隅田川花火大会も開催される予定です。一足先に、梅雨限定の可憐な花火を、ぜひお楽しみください。
「墨田の花火」(6/12撮影)
アジサイの様子(6/12撮影)
報道発表資料(令和7年6月13日)(PDF:1,536KB)
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