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更新日:2022年6月13日
今年もきれいに小さな『花火』が咲いています
江戸時代から風光明媚な行楽地として愛されてきた向島地域にある、都立向島百花園(墨田区東向島3-18-3)で、初夏の風物詩であるガクアジサイ『墨田の花火(スミダノハナビ)』が今年も咲き始めている。
『墨田の花火』は、中心部の青く小さな花(両性花)の周辺に白色の大きな花(装飾花)が咲くその姿が、夜空に開く“打ち上げ花火”を思わせることからその名が付いたといわれる。園内の池のほとりの花菖蒲と藤棚との間に1株、桑の茶屋跡に1株植えられており、間もなく見頃を迎える。また、『墨田の花火』が咲く池には、カルガモが泳ぎ回る。
残念ながら、今年の隅田川花火大会は中止となったが、向島百花園の『花火』はきれいに咲き始めており、梅雨晴れに同園を訪れた多くの来園者の目を楽しませていた。
同園では、『墨田の花火』のほか、「ホンアジサイ」「オタクサ」「フイリガクアジサイ」など多彩なアジサイを楽しむことができる。入園者には園内に咲くアジサイの種類と咲いている場所を案内する「紫陽花配置図」を配布しており、同園のアジサイ巡りを楽しませている。この他、園内にはさまざまな草花が咲いており、アジサイと併せて季節を堪能することができる。
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