｢すみだ住宅取得利子補助制度｣を4月から新たに開始

暮らし続けたいまちの実現に向けて　子育て･若年夫婦世帯の住宅取得を後押し

　区は、4月から、区内で住宅を取得する子育て世帯および若年夫婦世帯を対象とした住宅ローンの利子の一部を補助する「すみだ住宅取得利子補助制度」を新たに開始します。
区の人口は、今年1月に28 万人を超え、着実に増加していますが、小さな子どものいるファミリー世帯は転出傾向がみられるなど、地域の担い手となる子育て世帯や若年夫婦世帯といった若年層の確実な定住が課題となっています。
　これまで区が定住促進事業として実施してきた「三世代同居･近居住宅取得支援制度」では、子育て世帯のみを対象とし、親世帯との同居･近居などを条件としていましたが、本制度では、同居･近居の条件を撤廃し、若年夫婦世帯を対象者に加え、金融機関の指定と所得制限を設けないことで、利用しやすい制度にしています。また、5年間にわたって住宅ローンの利子（1年間で支払った利子（10 万円上限）×5年間で最大50 万円）を補助し、さらに住宅金融支援機構の【フラット35】地域連携型との併用により、借入当初10 年間、金利が年0.25％引き下がるメリットがあります。
　区の担当者は「今後、住宅ローンの金利の上昇が懸念されている中で、少しでも住宅取得に対する不安を減らし、すみだでの暮らしを後押ししたいです。」と話しました。住み続けたいまちすみだの実現に向け、区では今後も様々な取り組みを行っていきます。