「すみだタウンミーティング」開催

区民と区長の直接対話。すみだのSDGs について熱い議論を交わしました

　10 月15 日（土）に、すみだリバーサイドホール2階イベントホール（墨田区吾妻橋1-23-20・墨田区役所併設）にて、令和4年度第2回「すみだタウンミーティング」を開催しました。
　すみだタウンミーティングは、区長との対話の場を通じ、参加者の地域に対する親しみや愛着を深めてもらうとともに、区政への参加の機会をつくることで、区と区民との協働の実現を図ることを目的にしています。平成27 年度の開始以来、子育て、地域活動、スポーツ、産業観光など、様々なテーマや対象者を設定し、毎年複数回実施しています。新型コロナウイルス感染症の影響により、令和2年2月～12 月の間は、中止を余儀なくされましたが、令和3年1月には、初めてZoom を活用したオンラインタウンミーティングを開催、令和3年度からは、会場とオンライン両方を活用して開催しています。
　今回のテーマは、「ACTiON!すみだSDGs 共につくる～持続可能な“すみだ”～」。参加者は、公募により集まった区内在住・在勤・在学の44 名（会場：34 名、オンライン：10 名）。最初に、区のＳＤＧｓ未来都市政策調整担当から、SDGsの概要と区が取り組むSDGsについて説明があった後、「あなたが考えるSDGs」として、それぞれの参加者が考えるSDGs やよりよい街にするための意見などについて発言し、区長と意見交換を行いました。
　続いて、日常生活でできる身近なSDGs の取り組みや、区内事業者のSDGs の取り組みなどを、区内の町会や企業がゲスト参加し事例を紹介。町内の地図にSDGs に関連したスポットを落とし込んだオリジナル「SDGs マップ」を作成している取り組みや、企業と商店街が連携したプラスチック容器の削減に向けた試験的な取り組みなど、先進的な事例が紹介され、参加者はメモを取りながら真剣に聞き入っていました。
　最後に、「みんなで取り組もう！SDGs」として、それまでの事例紹介や議論を踏まえて参加者と区長が再度、意見交換を行いました。「アルバイト先で、食品廃棄が出ないよう、ミスや作る量に気を付けている。」「昔の服をリフォームして使っている」など、参加者が取り組むSDGs の事例や、「全てを自治体だけでやることは難しいと思うので、地域で自ら解決するような動きが大事だと思った」などといった意見や感想が
発表され、区長からも「区として対応すべき課題を改めて認識できました。一緒に考えることが区政の基本。これからも住民の皆さんとより住みやすい街づくりを目指したいです。」など、議論を交わしました。
　次回のすみだタウンミーティングは、12 月13 日（火）に「スポーツ」をテーマとして開催する予定です。