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「隅田川七福神 宝舟」準備の真っ只中

ページID:485335272

更新日:2022年12月20日

2023年がより良い年になるように。宝舟が『福』を運びます

 都内でも有数の七福神めぐりとして知られ、新年には多くの参拝客で賑わう「隅田川七福神めぐり」。隅田川七福神が参拝者の幸せを願う気持ちに応えてきた歴史をふまえ、来年も元旦から7日まで開帳されます。
 12 月中旬から、この七福神を祀る墨田区内の各寺社などでは、御分体(ごぶんたい=御神体の分身で高さ約4~5cmの黒い陶器製のもの)を乗せるための「隅田川七福神 宝舟」の準備が始まっています。隅田川七福神のうち、「寿老神」を祀る白鬚神社(宮司:今井 達(いまい いたる))では、緋色の袴を身に着けた巫女が製作にあたっています。「宝舟」を作る一連の工程は、すべて手作業で行われ、巫女たちは丁寧にかつ手際よく「宝舟」を仕上げていました。
 この「宝舟」は、長さ約20cm、幅約8cm、高さ約3cmの白い陶器製で、かつて隅田川を往来していた舟を模しています。舟の中央には、新年の雑煮箸として用いられる「柳箸(やなぎばし)」で作られた高さ約15cmの帆柱が立てられ、そこに朱色で「寶」と押印された祝儀を包む「奉書」でできた帆が「そっくい(米粒をつぶした糊)」で貼り付けられています。さらに帆柱の頂点からは、船首と船尾に向かってウコンで黄色く染められた凧糸の帆網が張られており、縁起の良い品を使って作られています。
 「隅田川七福神めぐり」の期間中、七福神を祀る6寺社などで授与されるものが「隅田川七福神宝舟」です。隅田川七福神めぐりでは、各寺社などでそれぞれの福神の御分体(各500 円)を頒布しており、それらすべてを各寺社などで求め、宝舟(1艘1,500 円)に乗せて玄関や神棚、仏壇などに飾ると「福がくる」と古くから言い伝えられています。毎年、「縁起の宝舟」として、御分体と一緒に購入する参拝者が多くいます。
 白鬚神社では、大晦日の夜に、作り終えた「宝舟」と「御分体」を神前に供え、お祓いを行う 「清祓式(きよばらいしき)」を行い、その後、元旦の午前零時から、各寺社などで頒布が開始されます。

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