隅田公園そよ風広場で、「ユニバーサル野球体験会」を開催

隅田公園に「野球場」？！ 障害がある方もない方もみんなで楽しもう！

　9月11日（日）に、区立隅田公園のそよ風広場で、ユニバーサル野球体験会が開催されました 。区内でユニバーサル野球の屋外イベントが開催されるのは初めてとなります。
　ユニバーサル野球は、巨大な野球盤を設置して、試合を行う野球ゲームで、年齢や性別、障害の有無にかかわらず、だれもが楽しむことができる「みんなの野球」をコンセプトに開催されている競技です。
　当日は、 ウグイス嬢による選手の紹介や、ブラスバンドなどによる応援合戦など、本当の野球の試合さながらに行われました 。
　この体験会は、主催者の堀江車輌電装株式会社の社員、中村 哲郎さんの「 野球好きの障害をもつ少年のために障害者でも楽しむことができる野球盤を一から作りたい」という想いに共感した区内中小企業の後継者集団である「フロンティアすみだ塾」塾生が協賛したことから形になったプロジェクトです。
　当日は、事前の募集により集まった、近隣の少年野球チーム2団体に加えて、錦糸公園で活動を行う「ものまねプロ野球」のメンバー4名と、区内の障害者施設の利用者による特別編成チームも参加し、3チームで試合が行われました。
　さらに、当日は、事前申し込みなしでも「一打席チャレンジ」として参加することができ、大きな野球盤に興味をもった多くの来園者が、ユニバーサル野球を体験していました。
　子どもたちは、「とても楽しかった」と、初めての競技を楽しんでいました。主催者の中村さんは、今回の開催について、「この競技に初めて協賛してくれたのが墨田区の企業で、今回このような素敵な場所で競技を行うことができ、とても嬉しい。この競技のホームタウンを墨田区として多くの方にこの競技を知ってほしい。」と、想いを語りました。今後も区内外さまざまな場所で普及活動を行っていくということです。