デジタル障害者手帳アプリ導入、一部の区施設では画面の表示で割引が可能に

23区初導入！障害者手帳の情報をアプリに登録して、スマホで気軽に持ち運び

　区は、障害者手帳の情報をスマートフォンに登録することができるアプリ「ミライロＩＤ」を23区で初めて導入、本日27 日（月）より運用を開始しています。本アプリの画面を提示することで、一部の区施設の利用や区内循環バスの乗車において、紙の手帳と同様に利用料金の障害者割引を受けることができるようになります。
　また、ミライロID を活用することで、当事者が「障害者手帳を周囲に見られること」への心理的負担を軽減することにつながると想定され、利用者にとっては非常に大きなメリットとなります。
　さらに、複数の手帳の情報をまとめて管理することができるため、手帳の持ち運びの手間を軽減することができるとともに、紛失のリスクなども軽減することができます。
　区内では、すみだ北斎美術館や墨田区総合体育館など10 の施設や交通機関において、アプリ画面の提示での割引適用が開始されます。
　利用者からは「このアプリをいろいろな公共施設やバスで使えたらいいなと思っていたので嬉しいです。」といった声も聞かれ、便利に活用できることを喜んでいました。
　区の職員は「まずは区内10の公共施設や交通機関で利用が可能です。アプリの導入も簡単ですので、ぜひご活用ください。」と話しました。区では、今後もさらに便利に活用していただけるよう、本アプリを活用できる場面を増やせるようにしていく予定です。