このページの先頭です
このページの本文へ移動
  1. 現在のページ
  2. トップページ
  3. 産業・事業者向け
  4. すみだ産業情報ナビ
  5. 職員取材日記
  6. グルメバーガーのお店「36’s CAFE(サムズ カフェ)」(墨田区吾妻橋1-4-3)
本文ここから

グルメバーガーのお店「36’s CAFE(サムズ カフェ)」(墨田区吾妻橋1-4-3)

ページID:733598211

更新日:2019年9月11日

取材日:2019年9月10日

担当者:観光課 佐藤


「グルメバーガー」とは、1つ1,000円前後と比較的高価で、材料や製法にこだわり、丁寧に手作りしたハンバーガー。ここ数年で、こうしたグルメバーガのお店を多く見かけるようになりました。
墨田区にもグルメバーガーのお店がいくつかありますが、今回は区役所にほど近い場所に、令和元年7月にオープンした「36’s CAFE(サムズ カフェ)」をご紹介します。


お店の外観

店主一押しメニュー「スペシャルバーガー」


スペシャルバーガー

このボリュームで1,100円(税込み)。
包み紙でハンバーガーをつぶし気味にしてガブリッ。
肉の存在感がすごく、肉の旨みが口いっぱいに広がり、ソースにもこだわりを感じました。具材を挟むバンズ(パン)も、パティ(肉)やソースの邪魔をせず、まさに三味一体(さんみいったい)といった感じで、想像以上に美味しく、ボリュームもあって、コストパフォーマンス最高のハンバーガーでした。

店主の紹介とお店のこだわり

店主の高嶋修さん(福岡県出身、現在47歳)は、銀座の「オーファンベック」というパンとデリカテッセンの複合店や高級ステーキ店「塩澤」で修行を積み、牛肉の美味しさと鉄板に魅了されていったそうです。
この後、複数のホテルでフランス料理やイタリア料理を学び、自身でパンを作るため、まず原料の小麦について探究し、この経験が後にハンバーガーにつながっていきます。
これらの知識や経験を活かして、ハンバーガーの三大要素のパティ、ソース、バンズの全てにこだわっているそうです。

サムズバーガー誕生秘話


サムズバーガーのイラスト

高嶋さんが33歳の時に独立して、地元福岡でカジュアルアメリカンをコンセプトにした「ステーキハウス Brass(ステーキハウス ブラス)」をオープン。
ある時、地元のお祭りの主催者から模擬店に出店して欲しいと依頼があり、「お客様に負担なく料理を提供したい。」、「自分でパンが作れる。」ということから、お店の鉄板メニューのステーキではなく、ハンバーガーを作ることに。
お祭りではこのハンバーガーがとても好評で、2時間余りで250個以上を売り上げ、これはいける!と思ったそうです。そしてサムズバーガーが誕生しました。

「36’s CAFE(サムズ カフェ)」の誕生

高嶋さんは料理だけでなく、アメリカのオートバイメーカーの「ハーレーダビットソン」にも魅了され、24歳の時にハーレーダビットソンの大型バイクを購入。
「ハーレーミーティング」というイベントに参加していくうちに、飲食ブースを出店することになり、そこで提供した「角煮丼」が大ヒット。
全国津々浦々で開催されるこの「ハーレーミーティング」に毎週のように出店して、一番有名な店となったそうです。
東京では移動販売車が流行っている事を知り、愛車のハーレーを売って、移動販売車を購入。その後、東京に上京されたとのこと。
吾妻橋にお店をオープンしたのは、まず、お祭りが盛んで、近所付き合いが良いといった下町ならではの良さが気に入り、特に東駒形・吾妻橋エリアは外国人や観光客が多く、活気があり、お店を出すのに向いていると感じたからだそうです。

「36’s CAFE(サムズ カフェ)」という店名の由来は、高嶋さんの名前の修(おさむ)を数字で表すと「036(おさむ)」で、サムズバーガーを考案した当時の年齢が36歳であったことから、「36’s CAFE(サムズ カフェ)」と名付けたそうです。

今後の展開

これまでの修行で培った技術を総結集して作られた「スペシャルバーガー」だけでなく、10月からは、新たに唐揚げのランチメニューや、夜のメニューができるそうです。
また、今後の展開として、「36’s CAFE(サムズ カフェ)」のフランチャイズ店の構想や、これまで培った経験や知識を活かして、唐揚げやホルモン、パン、イタリアンなど、墨田区内を中心に安心・安全をモットーに、地域に根ざした店舗を展開していきたいそうです。


店主の高嶋さん

まずは一度、来店されることをお勧めします!

取材先情報

36’s CAFE(サムズ カフェ)
住所:東京都墨田区吾妻橋1-4-3

お問い合わせ

このページは観光課が担当しています。

職員取材日記

注目情報