【すみだの宿】宿泊施設の紹介第五弾～TheaterZzz～

　2019年8月両国駅に程近い墨田区石原に、風変わりな宿泊施設シアター・ズィー（泊まれるシアター）がオープンしました。テレビや雑誌などにも多数取り上げられているので、ご存じの方が多いかも知れませんが、145インチの大画面で映画を観ながら、グランピング気分で時間を過ごす、そんな宿泊施設です。
　今回は、このTheater Zzzを取材させていただきました。このアイディアは、一級建築士であり、映画と美味しいお茶が大好きな社長さんの夢を社員の皆さん一丸となって実現されたものだそうです。

　新型コロナウイルス感染症対策として、検温と手指の消毒が求められました。宿泊のお客様だけではなく、カフェ利用のお客様にもご協力いただき、細心の注意を図り運営されていました。また、入口のドアは、換気のために大きく開けられていました。

　営業時間は、正午から午後7時まで。中国茶をメインに提供しているカフェです。ベースとなるお茶を6種類から選び、花やフルーツを自分の体調や気分に合わせてブレンドすることができるシステムとなっており、 味だけではなく、香りや色の変化など、お茶を深く知ることで自由に楽しむことができる創造型茶屋です。中国茶がわからない人でも大丈夫。店員さんに、自分の好みを伝えれば相談に乗っていただけます。例えば、さっぱりした癖のないお茶というと、白茶をお勧めしてもらえます。支払いはペイペイでも可能です。日中は、カフェスペースだけではなく、人口芝の敷かれたシアタースペースでもお茶を楽しむことが出来ます。
　カフェスペースは、夜はBARに姿を変えますが、新型コロナウイルス感染症の影響を鑑み、今はお休みをしているとのことでした。（※令和3年2月現在）

　映画を観て、ゆっくりお茶を飲みながら感想を言いあったり、ここで知り合ったお客様同士で情報交換し、一緒に近隣のお店に出掛けてみたり、施設を通じた交流が進んでいます。
　昨年は、テレビやインスタグラムを見て訪れてくる若い女性のグループや若いカップルが多かったようですが、コロナ禍で、単独で訪れる方も増えたとのことです。

　ソーシャルディスタンスを確保するために、使える座席数を減らしたり、カフェ営業時のシアタースペースでも、テントで仕切りを作るなどの対応をしていました。
　また、ドアノブなど、お客様の接触する部分は入念に消毒を施したり、調度品について洗濯の回数を増やし感染予防に努めているとのことです。

　当ホステルは、お茶・映画・旅の3つの要素が一つの空間で絡み合い、それぞれの目的で訪れた方々に新しい発見を与えるような特別な体験を提供いたします。ぜひ、いらしてください。

　すみだは、相撲、北斎、スカイツリーでご存じの方もいらっしゃるかも知れませんが、ユニークな取組をされている事業者さんがたくさんいらっしゃいます。コロナが落ち着きましたら、ぜひ、いらして体験してみてください。お待ちしています。

TheaterZzz
〒130-0011
東京都墨田区石原1-18-7 セントラルマンション1F