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更新日:2019年7月5日
取材日:2019年6月26日
担当者:経営支援課 小林
一般社団法人 段ブロック・プロジェクト(墨田区横網一丁目6-1 10階KFCクリエイティブ・スタジオ)
大人も子供も「段ブロック」
私たちの生活に身近な段ボール。この段ボールという素材を使って生み出されたおもちゃがあります。
「段ブロック」がそれです。
宮城県塩釜市で段ボールケースの製造販売を主な事業としている有限会社佐貞商店の社長である佐藤 亘さんが生み出した製品で、大小の段ボール製のブロックを組み、様々な形に組み上げることができます。そのうえ、段ボール製だから軽量、大きく組み上げ壊しても大きな音はでない、古紙の含有率が9割以上だからエコ、断面に怪我防止対策を施しているので安全。良いことずくめで、子どもから大人までが楽しめるようにもなっています。
段ブロック組立まえ。まだ、板状です。写真はティッシュの箱位の大きさの段ブロック。
組み立てると、ご覧のとおり。箱型のものと三角形のものがあります。
各ブロックには、かわいらしい「DAN BLOCK」のロゴが入っています。
笑顔を育むコミュニケーションツール
佐藤社長はこの段ブロックを全国に広めようと、平成31年4月に、区内で事業を営む知人の勧めで横網の創業支援施設「KFCクリエイティブスタジオ」に居を構え「一般社団法人段ブロック・プロジェクト」を設立、段ブロックのプロモーション活動に励んでいます。
その一つの取り組みとして、令和元年6月27日、墨田みどり保育園分園で「段ブロックで遊ぼう! in 墨田みどり保育園」が開催されました。
同保育園の園児だけでなく、他の保育園からの園児も集まり、100人以上の子どもたちが段ブロックを体感。用意してあった図面にしたがって組んだり、思いつくままに組んだり、楽しみ方は様々。組み上げた後は、「ぶっ壊しタイム」。元気いっぱいにブロックを崩す子どもたちも、また楽しそう。子どもたちの溢れんばかりの笑顔は、この段ブロックがコミュニケーションツールであることを教えてくれました。
佐藤社長です。子どもたちの中に入って、ブロックの組み立てから、組み方まで優しく教えていました。
段ブロックを組む子どもたち。そのアイデアと発想に驚かされます。
組み立ての参考図面。工夫次第でいろいろ組めます。大人もきっと、はまることでしょう。
佐藤社長は、「子供たちがとても喜んでくれたし、段ブロックの購入はどこでできるのかと参加頂いた大人の方からご質問もいただきました。今回のイベントはひとまず成功ですね。でも、東京での活動は始まったばかりですが、このイベントをきっかけに、色々なところで、様々なコトを興して、人々の心をつないでいきたいです。区役所を会場として体感イベントをやってもみるのもいいですね。」と朗らかな笑顔を見せてくれました。
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