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更新日:2022年7月1日
小学校の放課後に、大学生から英語を楽しく学ぶ!
区教育委員会では、放課後に小学校の校庭などの施設を活用し、学校やPTA、地域の協力のもと、安心安全な児童の居場所を設け、遊びや学習など多種多様な体験ができる交流の場として「放課後子ども教室」を20校の区立小学校で実施している。そのうち、(1)学習活動、(2)スポーツ・芸術文化・昔遊びなどの体験活動、(3)大人や異学年との交流活動の全てを週3日以上実施しているものを「いきいきスクール」と位置づけ、平成19年度に緑小学校で開設したのを皮切りに、20年度
に第三吾嬬小学校、27年度に立花吾嬬の森小学校で開設し、今年度は新たに中和小学校が加わることで、全4校で実施することとなった。
いきいきスクールでは、それぞれで工夫を凝らし、書道教室や手芸教室、七夕・クリスマスイベント、サッカー・野球体験、コンサートや科学教室といった独自の事業を実施しているが、今年度からいきいきスクールとなった中和小学校の放課後子ども教室「中和こどもひろば」において、新たな取組「英語教室」が開始された。
これは、小中高生に英語教育を広めることを行う学生団体「Global Dreamers」と手を組み、放課後子ども教室に参加する児童が、英語を楽しみながら学び、異文化への関心を持つきっかけとすることを目的に開始されたもの。対象は小学5~6年生で、同校の体育館を使用し、英語を使ったゲームなどを通して英語に触れる。
6月30日の放課後に初回の取組が行われ、同校の放課後子ども教室に通う5年生と6年生計12人が参加した。初回の教室では、アメリカの文化に関するクイズや、講師の留学経験の紹介、人気の海外ドラマの1シーンを使って英語のセリフを真似する学習を行った。この英語教室は毎月1回実施される予定だ。
中和こどもひろばのスタッフはこの取り組みについて「最初はおとなしかった子どもたちも、慣れてきて途中からとても楽しんでいるようで安心した。普段の英語の授業とは違った視点で学習し、少しでも外国の文化に興味を持ってもらいたい。」と話した。参加した子どもたちからも「クイズで遊びながら勉強ができて楽しかった。」「映像を真似して発音するのは難しかった」などといった声が聞かれ、普段の学校の授業とは違った内容を楽しんでいた。
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