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更新日:2023年3月29日
館内の大規模修繕工事による約7カ月の閉館期間を経て、再開館
すみだ郷土文化資料館は、令和4年9月から、施設の大規模修繕工事のため閉館していましたが、本日3月29 日より再オープンし、企画展「すみだの歳時記 -春から夏へ-」および特集展示「すみだの和歌と漢詩」を開催しています。
工事では、主に老朽化した配管や空調設備、照明などの更新を行いましたが、この度の再オープンに際して、一部外観や内装などもリニューアルしています。バルコニーや入口横の外壁には浮世絵をモチーフにした装飾画やバナーなどを配し、地域の歴史や文化を感じられるような外観としました。また、入口付近には、開催中の展示などを紹介する大型のサイネージを設置したほか、館内エントランスにも大型モニターを設置し展示資料を画像で紹介しています。今後は動画を流すなど、展示の一つとしても楽しんでいただけるようにします。内装では、天井照明をLED 化し、館内も明るく生まれ変わりました。
今回の再オープンに合わせて、区内にキャンパスを構える千葉大学デザイン・リサーチ・インスティテュート(dri)と連携し、外壁の装飾画のほか同館の新たなロゴマークを作成、また1 階常設展示室内に設置されている展示パネル(時代区分ごとの説明パネル)の色や形、使用するフォントを、より見やすいデザインに更新しました。
再オープンにあたり、企画展も開始しています。企画展「すみだの歳時記-春から夏へ-」では、館蔵の浮世絵や寺社資料などの文化財を通して、江戸・東京の春から夏にかけての行事や祭礼を紹介。さらに特集展示「すみだの和歌と漢詩」では、墨田区の歌の歴史が、在原業平が平安時代前期に隅田川で京を偲ぶ一首を作ったことに始まるということから、「隅田川」にちなんだ和歌と漢詩を紹介しています。
区の担当職員は、「約7カ月間の工事を経て、装いを新たにした郷土文化資料館にぜひお越しいただき、すみだの歴史を少しでも身近に感じていただきたいです。」と話しています。
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